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Function documentation バックアップテンプレートとデータキャリア Locate the document in its SAP Library structure

用途

バックアップの際、データ/ログエントリは、テープまたはファイルシステム内のファイルなどのデータキャリアに保存されます。

データおよびログエントリをデータキャリアにバックアップする前に、バックアップテンプレートを定義する必要があります。指定するバックアップテンプレートのプロパティでは、特に、バックアップタイプおよび使用するデータキャリアのタイプを指定します。データベースマネージャによって、バックアップテンプレートが dbm.mmm ファイルに保存されます (設定ファイルを参照)。同じバックアップテンプレートを複数回使用することができます。

バックアップテンプレートのプロパティ

      名称

バックアップテンプレートには任意の名称を使用することができます。バックアップテンプレートの名称は、そのバックアップテンプレートにより作成されたバックアップの名称には影響を与えません。

      バックアップタイプ(完全または増分データバックアップ、ログバックアップ、自動ログバックアップ)

      データキャリアタイプ

Type

使用可能なバックアップタイプ

注意

ファイル (FILE)

 

      データバックアップ

      ログバックアップ

      自動ログバックアッ

 

テープ (TAPE)

      データバックアッ

オートローダを使用することができます。

パイプ (PIPE)

      データバックアップ

      ログバックアッ

パイプへの自動ログバックアップを実行することはできません。

Caution

この他の推奨事項および制限があります。さまざまなデータキャリアタイプに関する情報を参照してください。

      データキャリア (デバイス/ファイル)

オペレーティングシステムでのテープデバイスの名称、ファイルシステムでのファイルのパスおよびファイル名、またはパイプのパスおよび名称を入力します。

ファイルへのログバックアップ用の新しいバックアップファイルの名称には、連続番号が追加されます。ログバックアップの履歴が中断されない限り、番号が順次割り当てられます。ログバックアップ履歴が中断されると (データベースインスタンスが初期化されるなど)、システムによる採番は 001 から再び開始されます。

また、1 つのデータベースインスタンスに関する複数のログバックアップをさまざまなデータキャリア上で実行する場合にも、連続番号が使用されます。このため、異なるファイル名を持つ複数のファイルにバックアップされます。

Example

LogUri.001

LogKai.002

LogOleg.003

LogUri.004

LogUri.005

自動ログバックアップがオンに切り替えられた場合、すべてのバックアップファイルが同じファイル名で保存され、連続番号が追加されます。

Example

autoLog.001

autoLog.002

autoLog.003

autoLog.004

autoLog.005

      データキャリアのサイズ

データバックアップのデータキャリアのサイズを選択することができます。デフォルトモードでのサイズ制限はありません。

ファイル内のログバックアップのサイズは、ログセグメントサイズ (共通データベースパラメータ LOG_SEGMENT_SIZE) に、システム情報に必須の記憶域を加えたものとなります。

      上書き可能

ファイルにバックアップし、このファイルを複数回使用する場合は、データキャリアが上書きされるようにバックアップテンプレートを定義することができます。このタイプのバックアップテンプレートをバックアップに使用する場合、システムによって古いバックアップが新しいバックアップで上書きされます。

      ブロックサイズ

システムによるデータキャリアへのバックアップの書込に使用されるブロックサイズを定義することができます。

例: バックアップテンプレート

プロパティ

バックアップテンプレートの名称

DEMODB のデータバックアップ

バックアップタイプ

完全データバックアップ (DATA)

データキャリアタイプ

ファイル (FILE)

データキャリア (デバイス/ファイル)

backup 2005\data\complDataJan

データキャリアのサイズ

制限なし ()

ブロックサイズ

6 ページ

上書き可能

×

アクティビティ

データベースマネージャまたは CCMS (SAP システムの場合) を使用します。

バックアップテンプレートの定義

      データベースマネージャ GUIStructure link単独データキャリアのバックアップテンプレートStructure link並列データキャリアグループのバックアップテンプレート

データベースマネージャ CLIStructure linkmedium_put

データベース管理チュートリアルStructure linkバックアップテンプレートの定義

CCMS におけるデータベース管理: MaxDBStructure linkバックアップテンプレート

CCMS におけるデータベース管理: SAP liveCache テクノロジーStructure linkバックアップテンプレート

並列バックアップのバックアップテンプレートを定義することもできます。

バックアップテンプレートの管理

データベースマネージャ GUIStructure linkバックアップテンプレートの管理

データベースマネージャ CLIStructure linkデータベースインスタンスのバックアップとリストア

CCMS におけるデータベース管理: MaxDBStructure linkバックアップテンプレート

CCMS におけるデータベース管理: SAP liveCache テクノロジーStructure linkバックアップテンプレート

データキャリア上のバックアップのチェック

バックアップが正常に完了したかどうかを定期的にチェックします。参照

データベースマネージャ GUIStructure linkバックアップのチェック

データベースマネージャ CLIStructure linkrecover_check

参照:

バックアップとリストア

他のプロバイダのバックアップツールの使用

共通データベースパラメータ

データベース管理チュートリアルStructure linkバックアップテンプレートの定義

 

 

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