ログオンデータが認証されると、ユーザはその権限の範囲内で、データベースインスタンスのデータにアクセスし、データベースツールを使用することができます。
MaxDB データベースシステムには、次のユーザタイプがあります。
● データベースシステム管理者 (SYSDBA ユーザ)
データベースシステム管理者には、データベースインスタンスおよびデータベースツールにアクセスする幅広い権限があります。
● データベースユーザ
データベースユーザは、SQL 文を使用してデータベースインスタンスのデータにアクセスします。ユーザクラスにより、そのユーザの持つ権限が決まります。
● DBM オペレータ (データベースマネージャオペレータ)
DBM オペレータは、データベースマネージャと呼ばれるデータベースツールでデータベースインスタンスを管理します。DBM オペレータのサーバ権限により、そのオペレータの所有する権限が決まります。
サーバ権限の詳細については、データベースシステムのコンセプト、DBM サーバのサーバ権限を参照してください。
● 不正なユーザによるデータ読込
あるユーザが、特定のユーザグループにのみ表示を制限している機密データを読み込みます。
● 不正なユーザによるデータ変更
あるユーザが、特定のユーザグループにのみ変更を制限しているデータを変更します。
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● 参照:
● データベースシステムのコンセプト、デ―タベースユーザ