データベースシステムでは、ユーザの認証にパスワードが使用されます。
データベースシステムでは、認証にチャレンジ/レスポンス方式 (SCRAM-MD5) が使用されます。この方式によって、クライアント (データベースツールまたはインタフェース) とデータベースインスタンス間でパスワードが暗号化されて渡されるようになります。
この方式では、パスワードだけが暗号化されます。SSL/TLS を使用すると、データ送信を暗号化することができます (データの暗号化を参照)。
クライアントとデータベースインスタンスで、データベースソフトウェアのバージョン 7.6 以上が使用されている必要があります。
クライアントまたはデータベースインスタンスのいずれかで、これよりも低いバージョンのデータベースソフトウェアが使用されている場合、暗号化されない古い認証方式が使用されます。
参照: