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Function documentation データベースイベントカテゴリの概要 Locate the document in its SAP Library structure

用途

以下のイベントカテゴリがあります。

      常に有効で変更することができないイベントが属するイベントカテゴリ。

      イベントの有効化/無効化および変更が可能なイベントカテゴリ。これらのイベントカテゴリそれぞれに対して、定義済の該当する値に達した場合にデータベースシステムによってトリガされる 1 つ以上のイベントを設定することができます (データベースマネージャ CLIStructure linkevent_set を参照)

参照:

管理タスクの自動化

データベースマネージャ CLIStructure linkデータベースインスタンスのイベントの使用

Structure linkイベントディスパッチャ文書

イベントが常に有効なイベントカテゴリ

(これらのイベントは変更することも無効にすることもできません)

イベントカテゴリ。

内容

ADMIN

データベースインスタンスの操作状態が ADMIN に切り替わった場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は低になっています。

AUTOSAVE

自動ログバックアップのステータスが変わった場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は低になっています。

BACKUPRESULT

まだ導入されていません。

CHECKDATA

システムによるデータベース構造チェックの完了後にこのカテゴリのイベントがトリガされます (CHECK DATA または CHECK DATA WITH UPDATE)

このイベントの優先度は低になっています。

DATABASEFULL

データベースインスタンスのデータ領域が完全に一杯になると、このカテゴリのイベントが定期的にトリガされます。

このイベントは、ONLINE 操作状態にある場合およびデータベースインスタンスの再起動時にのみトリガされることに注意してください。

このイベントの優先度は高になっています。

操作を続行するには、データボリュームを追加します。

ERROR

システムによってカーネルログ knldiag にエラーが入力された場合にこのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は高になっています。

EVENT

イベント設定が変更された場合にこのカテゴリのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は低になっています。

LOGFULL

データベースインスタンスのログ領域が完全に一杯になると、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は高になっています。

操作を続行するには、ログバックアップを実行します。

LOGSEGMENTFULL

ログ領域のログセグメントが一杯になると、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は低になっています。

ONLINE

データベースインスタンスの操作状態が ONLINE に切り替わった場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は低になっています。

OUTOFSESSIONS

使用可能なすべてのユーザタスクが使用中である場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます (これ以降のユーザはデータベースインスタンスにログオンできなくなります)

このイベントの優先度は高になっています。

SYSTEMERROR

重大なシステムエラーが発生すると、このカテゴリのイベントがトリガされます (エラーメッセージ -9000 から -9999)

このイベントの優先度は高になっています。

STANDBY

データベースインスタンスの操作状態が STANDBY に切り替わった場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は低になっています。

UPDSTATWANTED

少なくとも 1 つのテーブルの SQL オプティマイザ統計を更新する必要がある場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このイベントの優先度は低になっています。

 

イベントの有効化/無効化および変更が可能なイベントカテゴリ

イベントカテゴリ。

内容

DBFILLINGABOVELIMIT

データ領域の書込レベルが事前定義された値を超えた場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このカテゴリのイベントは、以下のデフォルト値で有効になっています。

(書込レベル 90%95%96%97%98%99%) | | (書込レベル 80%85%) (書込レベル 70%)

また、書込レベルが 0% から 99% の割合で超えるたびに、固有の優先度を持つイベントを定義することができます。

事前定義されたイベントの優先度を上書きすることもできます。

DBFILLINGBELOWLIMIT

データ領域の書込レベルが事前定義された値未満になった場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このカテゴリのイベントは、以下のデフォルト値で有効になっています。

(デフォルト値、書込レベル 70%80%85%90%95%) | |

また、書込レベルが 1% から 100% の割合でしきい値を下回るたびに、固有の優先度を持つイベントを定義することができます。

事前定義されたイベントの優先度を上書きすることもできます。

LOGABOVELIMIT

ログ領域の書込レベルが事前定義された値を超えた場合に、このカテゴリのイベントがトリガされます。

このカテゴリのイベントは、以下のデフォルト値で有効になっています。

(書込レベル 96%97%98%99%) | (書込レベル 90%95%) | (書込レベル 50%75%)

また、書込レベルの超過のたびに、固有の優先度を持つイベントを定義することができます。

事前定義されたイベントの優先度を上書きすることもできます。

 

 

 

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