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Background documentation 一般注記 Locate the document in its SAP Library structure

システムテーブルを評価する場合は、以下の情報に注意してください。

      システムテーブルが評価されると、現在のユーザが所有者であるオブジェクト、または少なくともユーザに特権がある(したがって、ユーザがオブジェクトを知っている) オブジェクトの情報のみが出力されます。この権限コンセプトは、現在のユーザに表示されるテーブル定義が実際の定義と異なる場合があることを意味します。
ビューテーブルの定義はビューテーブルの所有者のみに表示されます。

      システムテーブルのクエリを行う場合は、必要なオブジェクトが可能な限り正確に表される条件を入力する必要があります。オブジェクトの所有者を入力すると、関連情報の検索が大幅にスピードアップされます。

      検索コマンドを指定する際は、できるだけ等価条件を指定してください。LIKE 条件の指定はあまり効果的ではありません。

      システムテーブルから情報のクエリを行う場合は、パフォーマンス上の理由で SQL SELECT * を使用するだけでなく、出力列数を実際に必要な列数に制限する必要もあります。
特に、システムテーブルから統計情報のクエリを行う場合は、特定の出力列が要求されると、データベースシステムの列値を決定するために追加アクションが実行されます。したがって、本当に必要な場合に限り、この列情報を決定させるようにする必要があります。

      データを定義したときの入力方法にかかわらず、データベースインスタンスには簡易 ID が常に大文字で登録されます。
検索条件に簡易 ID を使用する場合は、リテラルを指定する場合に通常使用する一重引用符を入力してください。
パフォーマンス上の理由により、SQL 文を実行する際に簡易 ID がデータベースシステムによって大文字に変換されないようにする必要があります。このため、簡易 ID は検索条件に大文字で直接入力してください。

Example

CREATE TABLE mytab (…)
SELECT …
FROM … WHERE … = 'MYTAB'

      データ定義では特殊 IDを必ず二重引用符で囲んで指定します。データベースインスタンスでは入力されたとおりに保存されます。つまり、大文字には変換されません。
検索条件に特殊 ID を使用する場合は、リテラルを指定する場合に通常使用する一重引用符を入力します。

Example

CREATE TABLE "this is mytab" (…)
SELECT … FROM … WHERE … = 'this is mytab'

参照:

ID (ID)

 

 


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