EXPLAIN 文の結果は、複数の列で構成されるテーブルになります。STRATEGY 列には、以下が表示されます。
確認対象のSQL 文に対してSQL オプティマイザが使用する検索方針
参照: すべての検索方針の一覧
結果テーブルが登録されるか(RESULT IS COPIED) されないか(RESULT IS NOT COPIED)
を示すエントリ
参照: FETCH 時間への検索の延期
● SQL オプティマイザの情報
SQL オプティマイザの情報 |
内容 |
ONLY INDEX ACCESSED |
指定した索引のみを使用して SQL 文が処理されます。基本テーブルのデータにはアクセスしません。これが可能なのは、索引構造に含まれる列のみを SQL 文が処理する場合のみです。 |
DISTINCT OPTIMIZATION (A) |
SELECT 一覧/出力列には完全なキーが含まれます。つまり、結果には自動的に重複がなくなります。 |
DISTINCT OPTIMIZATION (C) |
完全な二次キー SELECT DISTINCT <all_columns_of_index> FROM ... |
DISTINCT OPTIMIZATION (P) |
一部の二次キー SELECT DISTINCT <first_k_columns_of_index> FROM ... |
DISTINCT OPTIMIZATION (K) |
一次キー SELECT DISTINCT <all_columns_of_index_+_first_k_columns_of_key> FROM ... |
TEMPORARY INDEX CREATED |
一時索引が内部で登録されます。この場合、対応する索引列によって決定される該当対象行のキーは昇順で保存されます。基本テーブルは一時索引を使用してアクセスされます。 |
ADDNL.QUALIFICATION ON INDEX |
索引にアクセスするための範囲に直接含めることができない索引列またはキー列用の検索条件が存在します。基本テーブルへのアクセスを制限するこれらの検索条件を使用することにより、これらは対応する索引方針の一部となります。 |
参照:
SQL 参照マニュアル、EXPLAIN 文 (explain_statement)、DISTINCT 指定 (distinct_spec)