データベースマネージャオペレータ (DBM オペレータ) は、データベースマネージャのデータベースツールにログオンし、その管理機能を使用することができます。データベースマネージャオペレータはデータベースユーザではないため、クエリツール (SQL Studio など) やローダにログオンすることはできません。
データベースマネージャオペレータには、DBM オペレータプロパティとサーバ権限があります。
共通 |
内容 |
名称 |
データベースマネージャオペレータの名称。 |
Password |
データベースマネージャオペレータのパスワード。 |
備考 |
データベースマネージャオペレータの内容説明。 |
無効 |
データベースマネージャオペレータのユーザアカウントがロックされるかどうかを指定します。 |
パスワード有効 |
データベースマネージャオペレータの 2 番目のパスワードを定義することができます。これにより、データベースマネージャオペレータが元のパスワードを明らかにしたり変更することなく、他のユーザがデータベースマネージャオペレータとして作業できるようになります (サポート目的のためなど)。 |
サーバ権限は DBM サーバプログラムの権限であり、したがってデータベースマネージャでアクションを実行するための権限です (DBM サーバのサーバ権限を参照)。
データベースマネージャまたはインストールマネージャを使用してデータベースインスタンスを登録すると、それぞれのツールによって、必須の DBM オペレータプロパティとサーバ権限を持つ最初のデータベースマネージャオペレータが登録されます。
データベースマネージャオペレータ名のデフォルト値は DBM です。
データベースマネージャオペレータは、該当するサーバ権限が付与されている場合、他のデータベースマネージャオペレータの登録、変更、または削除を行うことができます。データベースマネージャオペレータに該当する権限が付与されている場合は、別の DBM オペレータの DBM オペレータプロパティおよびサーバ権限を照会または変更することもできます。
データベースマネージャオペレータの照会および管理には、以下のオプションがあります。
●
データベースマネージャ GUI
データベースマネージャユーザの登録、変更、または削除
DBM オペレータプロパティの変更
データベースマネージャユーザのパスワードの変更
サーバ権限の変更
●
データベースマネージャ CLI
user_create
user_get
user_getrights
user_put
user_delete
● CCMS におけるデータベース管理: MaxDB、ユーザデータ
● CCMS におけるデータベース管理: SAP liveCache テクノロジー、ユーザデータ
参照:
データベース管理チュートリアル、DBM オペレータの登録