Oracle バージョン 7 と ORACLE SQL モードの MaxDB における SQL 構文エレメントの相違点として、データ型の定義があります。
● Oracle とは異なり、MaxDB では、データ型 CHAR[ACTER] の列には固定文字長で最大 30 文字までしか格納できません。
● Oracle のデータ型VARCHAR2 は、MaxDB の VARCHAR と同じです。
● MaxDB では、データ型 INT[EGER] および SMALLINT の有効桁数は 20 です。
● MaxDB では、データ型 FLOAT は常に 20 有効桁数で表されます。
● MaxDB では、マイナススケールの番号に対してデータ型を定義することはできません。有効桁数より大きいスケールを指定することはできません。
● MaxDB では、暗黙的に番号が日付値に変換されることはなく、日付値が番号に変換されることもありません。
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Oracle では、日付値は1/1/4712 BC から12/31/9999 AD までの範囲で実行します。
MaxDB
では、日付値は 1/1/0001
から 12/31/9999
までの範囲で実行します。
● MaxDB では、Oracle で "非空白埋め比較" と呼ばれているような文字列の比較はサポートされません。
● Oracle でサポートされているデータ型NCHAR、NVARCHAR2、MLSLABEL、BLOB、CLOB、NCLOB、BFILE、および UROWID は、MaxDB ではサポートされません。