バージョン管理機能を使用すると、バージョンに含まれているテキスト (納入テキストや品目マスタの購買発注テキストなど) も管理されます。そのため、 現在のテキストの他に、一定期間における不要になったテキストや仕入先との通信の古い テキスト版も完全に記録されています。
テキスト版は、継続的な変更によって不要になったテキストや、特定のバージョンに割り当てられたテキストのコピーです。
テキスト版は、Enjoy 購買発注、見積依頼、購買発注、契約、分納契約について生成されます。
バージョンのテキスト版を生成できるようにするには、 購買管理のカスタマイジングでバージョン管理 → 設定: 購買依頼のバージョン管理または設定 : 外部調達伝票のバージョン管理を選択して、バージョン管理を有効化する必要があります。
明細やヘッダテキストに変更を行うと、前のテキスト状態のテキスト版が自動的に生成され、前のバージョンに割り当てられます。これらのテキスト版を個別に表示したり、お互いのテキストや現在のテキストと比較して、変更を確認することができます。
現在のバージョンのテキストを変更すると、そのテキスト (すでにデータベースに保存されています) のテキスト版が生成され、前のバージョンにテキスト版が割り当てられていない場合はそのバージョンに割り当てられます。
現在のバージョンをもう一度変更すると、この変更は前のバージョンのテキスト版には影響を及ぼしません。現在の変更によって、暫定テキストが上書きされます。
(最終的な) テキスト版はバージョンごとに 1 つしか存在しません。
印刷関連テキストに対する変更だけは、新規バージョンを自動的に生成します。
購買発注の時点では、100 個の圧力センサを 10 個ずつの梱包で納入して欲しいという納入テキストを入力して登録します。
購買発注が承認された後で、購買発注数量を 140 個に増加します。この変更により、自動的にバージョン 1 が生成されます。変更を完了し、購買発注が再承認されます。
圧力センサはデリケートな装置で、慎重な取り扱いが必要であるため、納入テキストに特別な梱包の指示を追加することになりました。この変更により、バージョン 2 が生成されます。
前のテキストのテキスト版が自動的に生成され、バージョン 1 に割り当てられます。新しいテキストは現在のバージョンに保持されています。このテキストを後続のバージョンで変更すると、そのテキスト版が生成されます。
バージョン 2 の納入テキストをもう一度変更しても、新しいテキスト版は生成されません。その代わり、現在のテキストが更新されます。バージョン 1 のテキスト版は、新たな変更による影響を受けません。
あるバージョンのテキスト版を照会するには、以下の手順で行います。
1. ...
1. タブページバージョンで、 バージョンのテキスト表示を選択します。
2. テキストを選択し、 テキスト照会を選択します。
2 つのテキストを比較するには、以下の手順で行います。
2. ...
1. タブページバージョンで、 バージョンのテキスト表示を選択します。
2. 2 つのテキストを選択し、 一覧または テキストを選択します。
さまざまなタイプのテキストや伝票明細のテキストを選択することができます。