購買発注を処理するとき、他の購買伝票を単純に採用するか、またはデータをコピーして入力の労力を減らすことができます。
以下の処理が可能です。
キ 現在処理している購買発注に、伝票概要から個別明細または伝票全体をコピーします。
キ 伝票概要を使用して、購買依頼を購買発注に変換するか、または基本契約などを参照して購買発注を登録します。
伝票概要で参照する伝票を表示する必要があります。
伝票概要照会を設定する方法は、セクション伝票概要の定義で説明しています。
伝票をコピーする、または伝票を購買発注に変換するために必要なステップは、両方とも同じです。
既存の伝票を購買発注に採用するには、伝票概要で必要な伝票を選択し、押ボタンを使用して画面の右部分で現在処理中の購買発注にその伝票を採用するか、または左マウスボタンを押しながらショッピングカート ( ) にその伝票をドラックすることができます。
購買発注全体をコピーするには、最初に番号で伝票をソートして、明細データを伝票番号の下に表示させるように伝票概要を設定しなければなりません。
この場合、伝票概要は以下のような構造になります。
現在の購買発注にデータを挿入するには、伝票概要で必要な購買発注または購買発注明細を選択して をクリックします。
基本契約へのリンクを登録するには、伝票概要に必要な基本契約を表示する必要があります。
伝票概要で必要な基本契約または基本契約明細を選択し、 をクリックします。
現在処理している購買発注に、仕入先と明細データを採用します。
基本契約番号が分かる場合は、明細概要の購買契約項目に直接その番号を入力することができます。
購買依頼を購買発注に変換するには、伝票概要で必要な購買依頼を表示する必要があります。
たとえば、品目グループ事務用品 (006) のすべての購買依頼明細を購買発注に変換して仕入先 Smith 社に発行する場合、品目グループによる伝票概要のソートを最初に行う必要があります。
伝票概要で品目グループを選択し、 をクリックします。
データが現在の購買発注に採用されます。