承認手続 (MM-PUR-GF)
用途
購買依頼または他の購買伝票に対して承認手続を設定する場合、このコンポーネントを使用します。
この手続では、購買依頼または外部調達伝票が特定の条件を満たしている ( たとえば、総発注額が 10,000 ドルを超える ) 場合、以後の処理が行われる前に ( 部門の責任者などから ) 承認を受ける必要があります。 提案された支出明細の承認プロセス ( 決済、または " 緑信号 " の表示 ) は、 " 承認手続 " により SAP R/3 システムで繰り返されます。各部門が担当するさまざまな品目グループに対して、それぞれ承認手続を定義し、投資財と消費財に対して、別々の条件を定義することが望ましいと言えます。
機能
承認手続に関係する担当者は、自分の承認コードを使用して、承認トランザクションから承認を実行します。
1 度承認しても、同様の承認コードでその承認を取り消すこともできます。つまり、元のステータスに戻すことができます。承認が可能な伝票
承認手続は、以下の伝票に対して定義することができます。
購買依頼の承認手続
購買依頼に対して
2 つの手続を使用することができます。この手続によって、購買依頼を明細レベル
この手続では、購買依頼を明細レベルでのみ承認できます。
この
2 つの手続は、相互に排他的です ( つまり、どちらを使用するか決定しなくてはなりません。両方使用することはできません ) 。外部調達伝票の承認手続
外部調達伝票
( 購買依頼以外の購買伝票 ) は、 ヘッダレベルで承認されます。 明細ごとの承認はできません。 外部調達伝票は、分類を使用する承認手続によってのみ承認することができます。