用途
購買発注に対して入庫を入力するとき、すべての発注数量の代わりに、確定数量のみを提案させることができます。
前提条件
仕入先の確認を参照して入庫を登録する場合には、購買管理のカスタマイジングで、指定の確認カテゴリに対して入庫割当区分を設定します。
SAP では、それぞれのケースにおいて、受け取る最後の確認カテゴリに対して、常にこの区分を設定することをお奨めしています。
購買発注の明細
1 で、鋼鉄 200 トンを、 5 月 1 日に納入するよう発注しました。仕入先は、 5 月 1 日に 50 トン、 5 月 3 日に 150 トンの納入を通知します。購買発注に対する入庫を登録するとき、システムは、
入庫数量は個々の入荷伝票に関係づけられ、入庫伝票ごとに削除することもできます。
150 トンの入庫が 150 トンの入荷伝票に対して登録された場合、入荷伝票は取り消されます ( 数量は、ゼロに引き下げられます。つまり、数量は、完全にオフセットされます ) 。 50 トンに関する入荷伝票は未処理のままです。購買発注に対して入庫を登録するとき、入庫数量として
確認日付にしたがって、入荷伝票がオフセットされます
( 削減または取り消されます ) 。150
トンの入庫を登録する場合は、最初の入荷伝票が 50 トンで取り消され、 2 番目の入荷伝票が 100 トンで一部をオフセットします。このため、 2 番目の入荷伝票には、未処理の数量 50 トンが残ります。