用途
システムで購買依頼が登録できない特殊なケースの場合、調達処理は購買発注から直接開始されます。
これは、たとえば、購買依頼が電話で購買管理に伝えられた後、どの仕入先に購買発注するかまだ決定されていないうちに、購買担当者が購買発注を登録しようとする場合に起こります。このような場合でも、供給元決定機能を使用することができます。
購買依頼処理と同様に、既存の供給量割当、供給元一覧レコード、購買契約、購買情報などにもとづいて、品目に対して割り当て可能な供給元が提案されます。
前提条件
この手順を使用する前に、購買依頼と購買発注のマニュアル登録方法を理解していなければなりません。
活動
供給元決定により購買発注を登録するには、以下の手順を実行します。
第一画面が表示されます。
購買発注明細の入力後、その明細に割り当てられる供給元を自動決定する場合は、項目供給元決定を選択します。
ENTER
キーを押して、明細概要画面を表示します。また、購買発注
→ 購買依頼コピーと選択して、既存の購買依頼から明細をコピーすることもできます。品目に割り当て可能な供給元が一覧表示されます。
明細に対して仕入先が 1 つだけ存在する場合は、その仕入先が明細に自動的に割り当てられます。 明細詳細を照会して、明細に割り当てられた仕入先を判別することができます。ダイアログボックス内の該当する供給元にカーソルを合わせて、価格シミュレーションを選択します。
2 番目のダイアログボックスが表示されます。それにシミュレーションのデータを入力します。 ENTER キーを押して、供給元に対する条件を照会します。適切な供給元が明細に現在登録されていない場合は、既に入力されたデータが失われないよう、明細を購買依頼明細として保存することができます。
(
たとえば、承認手順が必要なために ) 購買発注明細に変換できない明細を、購買依頼明細として保存することもできます。購買発注で定義したものと異なる伝票タイプを購買依頼に対して定義した場合は、ダイアログボックスが表示されます。
このダイアログボックスを使用して、伝票タイプを変更することができます。選択した仕入先の明細が統合されて、購買発注が生成されます。