多数の納入日程行を伴う分納契約の場合であっても適切に概要を把握できるようにするため、納入日程行を集計し、フリーになった番号を再び割り当て、発注履歴を集計することができます。
購買契約 → 分納契約 → 管理を選択すると、以下の機能が分納契約の管理に利用できます。
キ 納入日程行の再採番
キ 集計納入日程行
キ 集計発注履歴
長期的な分納契約では、多くの納入日程行が削除されていたとしてもその後、番号が割り当てられているままのため、納入日程行の番号のカウンタが非常に早く上限値に達してしまうことがよくあります。
納入日程行の再採番によって、削除されている番号を再割り当てすることができます。カウンタは、納入日程行の連続番号のみを含むことになります。
ある期間にわたって、多数の納入日程行が分納契約明細に対して累積します。このため、納入日程全体の概要を把握しにくくなるうえに、システムパフォーマンスも低下します。
概要をよりわかりやすくするために、納入日程行を集計します (つまり、納入が完了している過去日付の納入日程行の計画数量をまとめます)。たとえば、 1 月から6月までに登録された月次ベースの納入日程行を集計すると、その情報は6月の行に1行だけ表示され、すべての個々の納入日程行は表示されなくなります。合計行の下には、現在の処理で必要な未処理納入日程の詳細一覧が表示されます。
いつでも集計表示を無効にすることができます。
大量のデータの場合、バックグラウンドでデータ圧縮 (集計) 処理を行ってください。
この機能を使えば、大量の発注履歴を伴うすべての分納契約明細をすべて選択し、処理済トランザクション (つまり、商品と請求書が受領済のすべてのトランザクション) を集計し、合計レコードを作成することができます。
レポート RSCLNAST を使って、古い出力レコードを削除することができます。