コンテンツフレーム起動

プロシージャの文書化 契約リリース発注の登録 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

主要仕入先との品目に対する基本契約が登録されている場合、この基本契約を参照して購買発注を登録することができます。この方法で登録した購買発注を、契約リリース発注と呼びます。

( SAP システム以外では、これは、 一括リリース 契約リリース コールオフ発注 コールオフ などと呼ばれることがあります。 ) “ リリース という用語に関する注記 :MM 購買管理では、この用語は、 A) 購買契約に対して発行されるさまざまな発注伝票 ( これは、基本契約に対して発行されるリリース発注や、分納契約リリースつまり分納契約に対して発行される回転納入日程のさまざまなタイプです ) を包含する概念として、また B) ( ここでのように ) 購買伝票に対する社内の承認または支出許可過程に関連して使用されます。いずれのケースにおいても、 リリース は、特定の業務を実行することに対する 承認 ( たとえば、品目の一定数量の納入を仕入先に承認すること、あるいはユーザ部門が依頼した明細に対する購買発注の登録または発行を購買部門に承認すること ) と見なすことができます。

リリース ( 発注 ) 伝票は、基本契約に対する発注業務を一覧表示しています ( 基本契約に対するリリース伝票の照会を参照 )

前提条件

契約リリース発注を登録する前に、以下の情報が必要です。

価格、仕入先データ、支払条件、配送費用、その他の仕入先への指示は、自動的に基本契約からコピーされます。

注記

リリース発注の登録時に、基本契約で指定されていない明細を追加できます。

手順

  1. 購買発注 登録 仕入先選定済の順で選択します。
  2. すると第一画面が表示されます。

  3. 必要に応じ、グループヘッダデフォルトデータにもとづいて指定してください。それから、このデータは各明細にコピーされます。
  4. プラント 保管場所 のデータがすでに入っている基本契約に対して、リリース発注を登録し第一画面で初期値を入力しても、基本契約のデータが適用され、入力したデータは無視されます。

    集中契約に対するリリース発注を登録し、第一画面でプラントや保管場所を入力する場合は、集中契約にはデータが入っていないので、この入力した値が初期値として購買発注の明細に適用されます。

  5. 購買発注 参照登録 基本契約の順で選択します。
  6. ダイアログボックスが表示されます。

  7. 基本契約番号を入力し、わかっている場合は、関連する明細の番号を入力します。そして、 ENTER キーを押します。
  8. 基本契約明細概要画面が表示されます。

  9. コピーする明細を選びます。
  10. 以下のデータを入力します。

必要に応じて勘定設定と明細カテゴリをチェックします。

ここで必要なデータは、 基本契約における明細カテゴリ/勘定設定カテゴリのセクションに一覧表示されています。

  1. 以下のメニューパスのどちらかを選択します。

明細概要画面が、コピーされた明細といっしょに表示されます。

  1. ステップ 6 で購買依頼番号を入力した場合、追加の明細概要画面が表示されます。購買依頼からコピーされた発注数量と納入日付、承認日を確認します。
  2. リリース発注を保存します。

結果

SAP システムに契約リリース発注が登録されます。リリース発注の情報を仕入先に送信できるように、システムでリリース発注に対するメッセージが生成されます。仕入先へのメッセージの送信方法は、 メッセージの出力を参照してください。

 

明細 / 勘定設定カテゴリ

契約リリース発注明細に対して入力しなければならない情報は、明細カテゴリまたは勘定設定カテゴリによって決まります。

 

勘定設定カテゴリの値

入力内容

M ( 品目が不明 )

品目 ( マスタレコードにあり、または無し ) 明細カテゴリを空白にします。

W ( 品目グループ )

価格、数量、基本契約で指定された品目グループに属する品目 ( マスタレコードあり、または無し ) 。明細カテゴリを空白にします。

U ( 勘定設定が不明 )

U 以外の勘定設定カテゴリと勘定設定

 

 

 

 

 

 

コンテンツフレーム終了