用途
以下のように基本契約を登録できます。
基本契約に関連するすべてのデータをマニュアルで入力します。
参照伝票
( コピーする伝票 ) として、以下の伝票を使用することができます。次のように、
2 つのオプションを組み合わせることもできます。たとえば、参照伝票からデータをコピーしてから、必要に応じてこのデータを変更または補足することができます。前提条件
基本契約をマニュアルで登録する前に、以下の情報が必要です。
勘定設定
消費勘定に割り当てる各明細に対して、勘定設定カテゴリと勘定設定データが必要です
( たとえば、請求される原価センタのコードなど ) 。 ( 勘定設定を参照してください。 )プラント
一般に、発注する品目またはサービスに対するプラントのコードが必要です。
ただし、プラントを指定しないで基本契約を登録することができます。
この方法で登録された基本契約は、
“ 集中契約 ” と呼ばれます。集中契約は以下に対して有効です。
この件に関する詳細は、
集中契約と、 SAP システムにおける企業の組織の集中 / 分散購買管理のセクションを参照してください。MPN
品目コード製造者製品コード ( MPN) によって品目を発注する場合、 MPN 品目コードが必要です。 ( 参照 : 製造者製品コード (MPN)) 。
購買組織 / 購買グループ
一般に、基本契約はある購買組織に割り当てられます。したがって、基本契約の登録時に、購買組織と購買グループを指定しなければなりません。リリース発注もまた、基本契約と同じ購買組織を入力しなければなりません。
しかし、購買組織 A に属する基本契約を、購買組織 B 、 C 、 D でも有効になるように、システム設定することもできます ( 集中契約 ) 。カスタマイジングにより参照購買組織 A に割り当てられたすべての購買組織は、この基本契約に対する品目をリリース発注できます。
この件に関する詳細は、 SAP システムにおける企業の組織と 集中契約を参照してください。
供給元一覧
プラントに対して供給元一覧要求がある場合、最初に基本契約を更新し、それから供給元一覧を更新しなければなりません。そうでないと、基本契約に対してリリース発注を発行することができません。
基本契約の更新時に、供給元一覧を登録できます ( 関連処理 → 供給元一覧を選び、表示されたマスタデータメニューで登録します ) 。
供給元一覧については、
供給元一覧のセクションを参照してください。仕入先
仕入先は、仕入先マスタに登録されていなければなりません。基本契約の登録時に、仕入先マスタのコードを入力します。
以下も参照してください。
基本契約のマニュアル登録 コピーまたは参照テクニックによる購買契約の登録