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オブジェクトの文書化 基本契約 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

定義

MM 購買管理モジュールでは、基本契約は一種の購買契約であり、それにもとづいて品目またはサービスに対するリリース発注 ( リリース ) が一定の期間内の必要なときに発行されます。 ( 文献上また実際上、同様の概念は システム契約 一括発注契約 一括契約 期間契約 などと呼ばれることがあります。 )

構成

基本契約は、個々の品目、品目グループ、有償サービス、そして多くの場合、数量を定義する明細から構成されています。

明細は、調達タイプを定義する明細カテゴリ ( 受託品の場合は明細カテゴリ K 、外注の場合は L など ) に割り当てられます。

調達タイプ 外注サービス の明細は、サービスの指定を含んでいます。この指定は、階層構造をなしていることがあります。この階層構造の概要は アウトライン と呼ばれ、階層構造の個々のレベルは、 アウトラインレベル と呼ばれます。数量はサービス行で指定されます。サービスは、明細レベルまたはサービス行のレベルでリリース ( 基本契約にもとづいて発注 ) することができます。

原価は、勘定設定によって管理会計対象の間に割り当てられます。

基本契約 ( 下記 ) にもとづいて発行されたリリース発注は、リリース伝票でログが取られます。

基本契約は、以下の形を取ることができます。

基本契約の有効期間に発注される合計数量が前もってわかっている場合には、このタイプの契約を使用します。基本契約は、リリース発注の合計数量が基本契約で設定した数量に達したときに、完了したとみなされます。

基本契約にもとづいて発行されるすべてのリリース発注が既定の金額を超えない場合には、このタイプの契約を使用します。基本契約は、リリース発注の合計金額が基本契約で設定した金額に達したときに、完了したとみなされます。

企業購買契約を仕入先と結ぶこともできます。これは、クライアント内のすべてのプラントと会社コードに対して有効です ( 集中契約を参照してください )

契約期間中、品目またはサービスの一定数量が、必要なときに基本契約を参照した購買発注によって、基本契約にもとづいてリリース ( 発注 ) されます。したがって、こうした購買発注は 契約リリース発注 または単純に リリース発注 と呼ばれます。 ( SAP 以外、特に英国では、こうした契約発注は コールオフ発注 と呼ばれることがあります )

 

 

 

 

 

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