価格比較一覧
を使用して、入札比較処理の結果として得たすべての見積価格を比較することができます。価格比較一覧には、明細ごとに見積の最低価格から最高価格までのランク付けが表示されます。前提条件
価格比較一覧を生成する前に、以下の点について検討する必要があります。
たとえば、見積
1 と 2 に品目 1 の価格データがあり、見積 3 には品目 2 の価格データしか無い場合、システムに十分な情報がないので、この 3 つの価格を正確に比較することができません。したがって、換算レートを最新の状態にしておく必要があります。
手順
価格比較一覧の選択画面が表示されます。
見積番号の範囲あるいは一括番号の入力によって、一定の入札比較処理に属するすべての見積を選択することができます。また、仕入先コードや品目コードによって選択することもできます。見積番号の範囲あるいは一括番号のどちらかを指定しなければなりません。
参照見積
サンプル見積と一覧上の見積を比較することができます。一覧上の各見積とサンプル見積との偏差率 ( %) を表示します。
見積中間値 / 最低価格見積
価格比較一覧は、すべての見積の平均価格または最低価格を反映する " 架空の見積 " も表示できます。 見積中間値または最低価格見積項目のどちらかを選択し、架空の見積のタイプを選びます。
割合基準
価格比較一覧は、最高価格、最低価格、あるいは平均価格について各明細の比率を表示します。表示タイプを設定するには、次のうちから 1 つ入力します。
価格計算
該当する項目を選択して、以下のいずれを比較価格の設定時に考慮するかを指定します。
価格比較一覧が生成されます。
価格比較一覧は、品目マスタに保存されている基本単位で、明細ごとの価格を表示します。
追加情報
価格比較一覧から、以下のことを実行できます。
カーソルの位置によって、次のようなことが行われます。
市場価格の保存
市場価格は品目に対する仕入先の価格レベルを評価するための基準で、仕入先評価のために使用されます。市場価格は品目または品目グループに適用できます。
価格比較一覧から、市場価格として価格を保存できます。必要な価格にカーソルを移動し、編集
→ 市場価格保存と選択します。市場価格にもとづく仕入先の価格変動の評価については、マニュアル MM 仕入先評価 ( セクション 価格レベルに対する評点の計算 ( 主基準 “ 価格 ”) および 価格履歴に対する評点 ( 主基準 “ 価格 ”)) を参照してください。