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機能の文書化  購買伝票の処理 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

用途

このセクションでは、購買伝票にある情報のナビゲーションと検索方法について説明します。 さらに、購買伝票の入力方法とその機能についても説明します。

注記

このセクションを読むには、 SAP システムの基礎知識が必要です。 SAP システムを使用するための必要な基礎的操作を知るには、 R/3 システム入門を参照してください。

機能

第一画面

新しい購買伝票を登録する場合、第一画面を使って、責任購買組織と購買グループを割り当てる必要があります。
既存の購買伝票を処理するには、ここで一般データ ( 番号など ) を入力し、必要な伝票を呼び出します。

入力するデータ量を減らすため、第一画面の初期値データ領域で特定の項目に入力することができます。 たとえば、発注する全ての明細に対して入庫プラント、保管場所、または納入期日が同じであれば、これら項目を入力しておくことができます。 この入力値は、継続する購買発注明細の概要での全明細に自動的に採用されます。

登録されている伝票を参照して新規の伝票を登録する場合でも、伝票の第一画面で入力したデータが登録する各明細に採用されます。

この機能は特に、プラント、保管場所、納入期日が登録されていない基本契約 ( たとえば、集中契約 ) のリリース発注の場合に有効に使用されます。

既に " プラント " " 保管場所 " のデータのある基本契約にリリース発注を登録し、第一画面で初期値を入力した場合は、基本契約のデータが採用され、入力データは無視されます。

購買発注 参照登録 基本契約の機能を使用して、集中契約にもとづくリリース発注の登録を行い、第一画面でプラントと保管場所を入力すると、基本契約にはこの値が登録されていないため初期値として購買発注明細に採用されます。

同じ手順が見積依頼を参照する伝票にも適用されます。

明細概要

明細概要は購買伝票のヘッダと明細データの要約です。 明細概要画面の上部には、重要なヘッダデータが表示されます。 画面の中央部には、調達する明細に関するデータが表示されます。

明細は、伝票タイプに定義された明細番号の間隔にしたがって、自動的に採番されます。 明細番号の初期値を変更することができます。

また、明細概要画面の表示を 1 行明細表示または 2 行明細表示に切り替えることができます。 実行するには、 編集 表示変更と選択します。

処理明細の選択

個別明細選択の項目は、明細概要画面の一番左の列に位置しています。 ここで処理する明細を選択できます。

編集 選択から、明細を選択することもできます。 この方法で、全明細または明細のブロックを選択したり、選択解除したりすることができます。

ヘッダ詳細画面

ヘッダ詳細画面には、品目を発注する仕入先と部門に関する情報を表示します ( 仕入先の支払条件、販売担当者など ) 例外として、購買依頼にはヘッダデータがないため、ヘッダ詳細画面は利用できません。

ヘッダデータは、明細概要画面でヘッダ 詳細と選択して照会します。

明細詳細画面

明細詳細画面には、品目の調達に関する重要なデータが含まれています。 たとえば、納期遵守のモニタに対するデータや、商品管理や請求書受領に対するデータが表示されます。

明細に関する詳細情報を照会するには、明細概要画面で明細を選択します。 それから、 明細 詳細と選択します。

明細に関する追加データ

追加データには、明細に関する追加情報 ( 価格、条件、勘定設定、テキストなど ) があります。 明細概要画面で必要な明細を選択し、表示するデータを 明細メニューから選択すると追加データを表示することができます。

登録補助機能

他の購買伝票を参照して購買伝票の明細を登録できたり、また購買伝票をコピーすることができます。 登録補助機能は、第一画面から、または明細概要画面から 参照登録コピーのオプションを選択して呼び出すことができます。

 

 

 

 

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