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データ転送のテスト
前提条件
データ転送に関するカスタマイジングが完了していることを確認してください。システムの設定を変更すると、データの転送中にエラーが発生し、マニュアルによる後続処理が必要になる場合があります。
まず最初に、数個のデータレコードのみを転送します。この転送が正常に実行されたのを確認してから、大量データの転送をテストしてください。
予想外の問題に陥らないためにも、システム資源
(
テーブルサイズ、データベース容量
)
を確認してください。
手順
変換プログラムを使用してレガシシステムのデータを変換し、データ転送ファイルを生成します。
データ転送ワークベンチを起動します。
ビューコントロールを実行して、データの変換結果を確認します。データ転送ファイルを照会し、データが該当する項目に正しく転送されているか、誤って転送されたデータがないかを確認します。
ジャンプ
→
データ転送実行を選択します。
バッチインプットまたはダイレクトインプットで、データ転送を実行します。
- バッチインプットの場合、バッチインプットセッションが登録されます。次に、このセッションを処理します。このプログラムでは、エラーログが生成されます。
- ダイレクトインプットを実行すると、ダイレクトインプットの管理トランザクションが表示されます。ダイレクトインプットの場合、データは
R/3
システムに直接インポートされます。このプログラムをダイレクトインプットで再起動する唯一の方法は、管理トランザクションの実行です。電源障害などによってプログラムが強制終了された場合、終了した時点からデータ転送を再開することができます。
- 転送オブジェクトを確認し、必要に応じて修正します。
- エラーの対処方法は、アプリケーション固有のエラー処理やエラーログの設計によって異なります。
それぞれのアプリケーションのデータ転送文書を参照してください。
以下の方法で、データ転送が正常に行われたかを確認することができます。
- R/3
システムで該当する転送オブジェクトを照会します。
- 該当する転送オブジェクトが使用される
R/3
システムの機能を実行します。
結果
データ転送のテストが完了します。