権限のある担当者は、伝票承認の Enjoy 機能を使用して購買発注を照会し、トランザクションを切り替えずに自分のコードを使用して承認を実行することができます。
購買発注を承認する前に、以下の前提条件が満たされていなければなりません。
キ 承認方針:
購買発注の承認方針は、購買管理のカスタマイジングで、購買発注 → 購買発注承認手続 → 定義: 購買発注承認手続 を選択して、定義する必要があります。
キ 完了済バージョン:
購買管理 のカスタマイジングで、バージョン管理 → 外部購買伝票のバージョン管理の設定 を選択して、バージョン管理を有効化してある場合、購買発注のバージョンは完了されていなければなりません。
承認を実行する権限のある担当者は、購買発注の承認 (ME29N) で購買発注の現行バージョンを照会することができます。この情報にもとづいて、購買発注を承認するか拒否するかを決定することができます。
購買発注がそのままで問題ない場合は、承認方針タブページの 承認 を選択し、承認コードを使用して承認を実行します。
購買発注の承認 (ME29N) で ボタンをクリックすると、承認コードを使用して以前に実行された承認を取り消すことができます。
購買発注に問題がある場合は、承認方針タブページの 拒否 をクリックして、購買発注を拒否することができます。
その場合、購買担当者は購買発注の変更 (ME22N) で、承認方針タブページの をクリックして、拒否を取り消す必要があります。その後、購買担当者は再度購買発注を処理することができます。
購買発注の承認 (ME29N) で ボタンをクリックして、拒否を取り消すこともできます。