用途
購買組織に対して登録された購買データまたは取引先に加えて、特定のプラントまたは仕入先部門に対して仕入先マスタレコードにバリアントデータまたは異なる取引先を入力することができます。
手順
たとえば小売業界で、あるサイト
( =プラント ) または仕入先部門に対してバリアントデータを使用する場合は、以下の手順で行います。バリアントデータボタンは、勘定グループによって仕入先部門またはサイトレベル、あるいはその両方でデータ保存が可能な場合にのみ ( 例 : 標準システムにおける仕入先の勘定グループ 0001) 提供されます。
登録する場合は、バリアントデータの登録ダイアログボックスに必要な
データ保存レベル (VSR またはプラント、あるいは両方 ) を入力して、他購買データまたは異なる取引先を設定するかどうか明記します。 をクリックします。関連画面が表示されます。
バリアントデータを入力します。必要なデータ保存レベルを選択し、
結果
たとえば購買伝票の第一画面に仕入先部門を入力する場合、購買組織レベルで保存されている仕入先データでなく、仕入先部門に保存されている特定のデータが提供されます。
データの検索および出力は、次の順序で実行されます。
データが最も下位のレベルに存在するかどうかが最初に確認されます。
このレベルでデータが見つからない場合は、次に上位 ( より一般的な ) レベルで検索されます。つまり以下のようになります。
仕入先部門に関する追加情報については、
仕入先部門を参照してください。取引先機能に関して追加情報が必要な場合は、
購買管理における取引先機能のセクションを参照してください。