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機能の文書化  返品 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

使用

返品を使用して、商品の外部仕入先または内部仕入先への返品をモデル化します。これは小売業種では特に重要です。

統合

下図は、R/3 システムで可能なあらゆる返品タイプを表しています。

このグラフィックは添付のテキストに説明されています

特徴

返品は商品の仕入先および受取人によって異なります。

        得意先または消費者からの返品

外部得意先または消費者から会社への商品の返品です。

        特に卸売部門によく見られる返品です。請求タイプ RE を使用して処理されます。

SD - 請求: ストラクチャのリンク請求伝票タイプを参照してください。

        販売時点での商品の交換あるいはクレームがある場合の、店舗における顧客による返品です。

ISR - SAP Retail: ストラクチャのリンク販売/返品 (店舗)を参照してください。

いずれの場合も、返品を入力します。入庫が転記され、クレジットメモが登録されます。システム内の他の伝票 ( 受注など) への参照付きまたは参照なしで返品を入力することができます。

        仕入先への返品

会社から外部の仕入先への商品の返品です。入庫訂正が転記され、仕入先に対してクレジットメモが発行されます。これは請求書照合の際に考慮に入れられます。システム内の他の伝票 ( 購買発注など) への参照なしで返品を入力することができます。

他のシステム伝票への参照なしのこの返品タイプと異なり、MM における返品は外部伝票 ( 購買発注など) への参照を含みます。

仕入先への返品および店舗返品を参照してください。

        在庫転送と組み合わせた返品

この場合、在庫が会社内の 2 つのサイト間で転送されます。他のシステム伝票への参照なしで、内部仕入先、つまり供給サイトへの返品を入力します。

仕入先への返品および店舗返品を参照してください。

以下の場合があります。

        同じ会社コード間での返品

在庫が修正されます。内部請求はありません。

        異なる 2 つの会社コード間での返品

在庫が修正されます。さらに、内部仕入先および内部得意先に対してクレジットメモが登録されます。

 

参照:

ISR - SAP Retail: ストラクチャのリンク仕入先: 出荷を伴う返品

ISR - SAP Retail: ストラクチャのリンク仕入先: ラックジョバー返品の処理

SD - 販売: ストラクチャのリンク返品

 

 

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