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機能の文書化  条件変更の際の自動伝票調整 文書を SAP ライブラリストラクチャに組み込む

使用

購買発注を登録した後に条件を変更する場合、および新しい条件が適用される場合は、すべての関連伝票の条件が自動的に変更されます。これによって、請求書で差額が発生したり、移動平均原価が不適切に更新されたり、ということがなくなります。

例

仕入先が、請求書の支払前に発注価格を変更した場合について考えてみます。

前提条件

後続伝票が生成されるまでは、伝票を自動的に変更することができます。たとえば、受け取った請求書がない、またはラベルが印刷されていない場合は発注データを変更することができます。入庫が転記されている場合は、請求書照合で移動データが訂正されます。この訂正は、リベート決済が必要な場合にも適用されます。

システムでは、条件は考慮せず、価格も設定しません。

特徴

変更された条件が適用された伝票が検索され、変更された条件に従って伝票が調整されます。

伝票は、マニュアルで変更した場合と同じ方法で自動的に変更されます。購買発注の場合は、伝票は完全に再評価されます。条件はヘッダまたはグループ条件であることもあるため、変更された条件が 1 つでも再評価が行われます。

伝票をマニュアルで変更すると、正常に更新されたすべてのデータが、伝票を保存するときにシステムによって更新されます。システムでは、関連する正しい条件を認識しているため、新しい完全な価格計算は行われませんが、価格計算のバリアントを使用して、変更された条件レコードを設定します。ただし、これを実行するには、システムで新しい価格データと古い価格データの両方を使用できることが必要です。

アクティビティ

購買発注 後続機能 自動伝票調整 選択するか、または Retail システムで作業している場合は、 購買管理 購買発注 購買発注 自動伝票調整 を選択して、購買管理メニューから伝票の調整を開始します。

 

 

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