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バッチインプット

バッチインプットとは、大容量のデータセットを R/3 システムに転送する際に使用する標準テクニックです。バッチインプット機能により、トランザクションフローがシミュレートされ、あたかもオンラインで処理を行っているかのように、データが転送されます。この技術の利点は、トランザクション関連のチェックがすべて実行されるため、データの整合性が約束されることです。

バッチインプットプロセスは、次の 2 つのフェーズに分けられます。

  1. データ転送プログラムにより、すべての関連データを含むバッチインプットセッションが生成されます。
  2. バッチインプットセッションが処理され、セッション内のデータが R/3 システムに転送されます。

SAP 標準のデータ転送プログラムの大多数には、このバッチインプット技術が採用されています。データ転送プログラムを実行すると、後続処理の対象となるバッチインプットセッションが生成されます。バッチインプットセッションには様々な処理形態があります。

データ転送をテストする場合、バッチインプットセッションは、フォアグラウンドか、あるいはエラー表示機能を使用して処理してください。これに対し、データ転送を実行する場合やデータ転送のパフォーマンスをテストする場合、セッションはバックグラウンドで処理してください。

バッチインプットに関する詳細は、ベーシス文書 BC- ベーシスプログラミングインタフェース : バッチインプットによるデータ転送を参照してください。

 

 

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