購買伝票は、電子メールで仕入先に送信することができます。
また、購買伝票から内部ユーザにメモを送信することもできます。この場合、受信者は電子メール (実行可能なメール) を処理する際に関連する伝票に直接アクセスできます。
キ SAP システムで、外部メールの送信が設定されていること。
キ 購買管理のカスタマイジングの、下記のメニューで出力決定機能が設定されていること。
カスタマイジング: 出力 → 出力制御 → 出力タイプ → 定義: <購買伝票 > の出力タイプ → 設定: <購買伝票 > の出力タイプのタブページ 初期値で通信方針を定義すると、たとえば、電子メールアドレスが見つからない場合は FAX を送信するように設定することが可能です。
以下の情報が必要です。
データ |
値 |
コメント |
出力タイプ 通信方針
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例えば、NEU 通信方針を選択するか、新しい通信方針を登録します。入力ヘルプによって、通信方針の更新機能を表示することができます。表示されるウィンドウで を選択します。 |
メッセージタイプ () の詳細画面でタブページ 初期値に必要なデータを入力します。
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処理ルーチン 媒体 プログラム FORM ルーチン |
5 (外部送信 ) SAPF06P (購買発注用など) ENTRY_NEU |
入力は、印刷出力の場合と同じです。 |
取引先機能 |
たとえば、外部送信 |
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キ マスタデータ更新(購買メニュー) により、出力レコードを登録しておく必要があります(出力レコードの登録を参照してください)。
必要なデータ、たとえば、取引先機能 VD (仕入先)、送信媒体 5 (外部送信)、およびタイムスポット 4 ( 保存時に即時送信) を入力します。
タイムスポット 4 を使用することをお奨めします。この場合、生成された電子メールはすぐに送信されます。
タイムスポット 1 ( 予定したジョブで定期的に送信) で処理する場合は、出力が生成されないと電子メールが送信されないため、プログラム RSNAST00 が定期的に出力するように指定する必要があります。
キ 電子メールアドレスは、仕入先マスタレコードに保存されます。
キ 電子メールアドレスは、ユーザマスタレコードに保存されます。
バッチジョブを実行するユーザ ID の電子メールアドレスを更新する必要もあります。
出力 → 出力制御 → 出力タイプ → <購買伝票 > の出力タイプの定義 → <購買伝票 > の出力タイプの更新を選択して、購買管理のカスタマイジング設定を更新している必要があります。
以下の情報が必要です。
データ |
値 |
コメント |
出力タイプ タイムスポット
送信媒体 (出力媒体) 取引先機能 |
例えば、MAIL たとえば、 4 (保存時に即時送信) 7 (SAPoffice) MP (メールパートナー) |
メッセージタイプ () の詳細画面でタブページ 初期値に必要なデータを入力します。
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メールタイトルとテキスト |
たとえば、購買発注からのメール |
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処理ルーチン 媒体 プログラム FORM ルーチン |
7 (SAPoffice) RSNASTSO SAPOFFICE_AUFRUF |
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取引先機能 |
たとえば、SAPoffice/MP (メールパートナー) SAPoffice/VD (仕入先) LF |
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出力レコードは、マスタデータ更新 (購買メニュー) により出力タイプ MAIL で登録しておく必要があります(出力レコードの登録を参照してください)。
電子メールの内部および外部送信の詳細については、ビジネスワークプレイス (BC-SRV-GBT)のベーシス文書を参照してください。
外部転送については、ベーシス文書の SAPconnect および SAP システムの外部送信 を参照してください。
処理タイムスポット 4 (保存時に即時送信) を指定した場合、購買伝票を保存するとすぐに、出力が生成され送信されます。
処理タイムスポット 1 (予定したジョブで定期的に送信) を指定した場合、電子メールの出力をマニュアルで開始する必要があります。
システムで生成される伝票を照会するには、 オフィス → ワークセンタ → 送信ボックス → 伝票を選択します。
購買アプリケーション (購買発注など) の出力画面で、出力タイプ、送信媒体 ( SAPoffice)、および機能 ( MP = mail partner ) を入力します。
コミュニケーション手段を選択し、以下の画面でテキストを入力します (<購買伝票 >: メモ付きで送信)。たとえば、項目受信者にユーザの名前を入力します。
実行可能なメール
トランザクションを挿入したい場合は (たとえば、購買発注を受信者に見せたい場合)、ジャンプ → 実行パラメータを選択します。実行タイプ ( T = トランザクション)、実行要素 (ME22N = 購買発注の変更)、実行システム、SET/GET パラメータ (購買発注の BES) などの必要なデータを入力します。
処理タイムスポットとして 即時送信を指定した場合、購買伝票を保存するとすぐに、ユーザはメッセージまたは伝票を受信します。
ユーザはオフィス → ワークセンタ → 受信ボックスを選択して、送信されてきたメッセージを見ることができます。
受信ボックスの伝票が実行可能なメールの場合は、マウスの右ボタンをクリックすると表示されるメニューなどによって、関連する購買発注に直接アクセスすることができます。