NOR (NOT OR)
の使用
NOR (NOT OR)
演算子を使う場合、組みわ合せ命令が真となるには、命令が両方とも偽でなければなりません。この演算子は、 NOT (A OR B) と同様の意味になります。
1. |
(2 + 2 = 4) NOR ロサンジェルスはカリフォルニアの都市である ( 偽 ) |
2. |
(2 + 2 = 4) NOR (1 = 2) ( 偽 ) |
3. |
(2 + 1 = 4) NOR (2 + 2 = 4) ( 偽 ) |
4. |
(2 + 1 = 4) NOR (10 < 6) ( 真 ) |
次の表は、
NOR (NOT OR) 演算子の真理値表です。
命令 A |
命令 B |
A NOR B |
真 |
真 |
偽 |
真 |
偽 |
偽 |
偽 |
真 |
偽 |
偽 |
偽 |
真 |
FI-SL
アプリケーションコンポーネントでは、 ( データが使われる前に ) 、少なくとも 1 つの命令が <X> でないことを調べるために、 NOR (NOT OR) 演算子を使います。次の図では、取引データを代入するかどうかを決定するために、
NOR (NOT OR) 演算子の真理値表が使われています。
取引が勘定コード
500000 であり、原価センタが 150 であるか、その一方に該当する場合、組み合わせ命令は偽となり、データは代入されません。取引が勘定コード 500000 でないか、原価センタが 150 である場合、組み合わせ命令は真となり、データが代入されます。