NOT ( 否定 ) の使用 

NOT ( 否定 ) 演算子を使う場合、命令が真となるには、 NOT ( 否定 ) 演算子に続く命令が偽でなければなりません。

1.

NOT (2 + 2 = 4) ( )

2.

NOT (10 < 6) ( )

次の表は、 NOT ( 否定 ) 演算子の真理値表です。

 

命令 A

NOT A

 

FI-SL アプリケーションコンポーネントでは、データが使われる前にデータが <X> でないことを調べるために、 NOT ( 否定 ) 演算子が使われます。

次の図では、そのデータを使って転記する元帳を選択するかどうかを決定するために、 NOT ( 否定 ) 演算子の真理値表が使われています。

 

 

取引が勘定コード 500000 の場合、命令は偽となり、データは元帳に転記されません。取引が勘定コード 500000 でない場合、命令は真となり、データは元帳に転記されます。