− 変数の説明
変数に使われる項目名は、変数の説明として初期設定されます。 この説明は、必要に応じて変更できます。
− 論理式項目に変数に使う論理式を入力。
この項目は、論理式変数を定義している項目名が数字項目の場合に表示されます。 この論理式により、変数の初期値が決定されます。 変数論理式で使用できる演算子は、 論理式に記載されたテーブルを参照してください。
YEAR(
現会計年度 ) という論理式変数を登録します。これは、ユーザ Exit S001 を使用して現会計年度を決定します。 このユーザ Exit を ’ #S001 ’ として 論理式項目に入力します。 次に、 PR-YEAR( 前会計年度 ) という名称の別の論理式変数で、この論理式を参照します。 この論理式は、次のように入力します。’
&YEAR ’ - 1論理式変数
YEAR により決定された値を用いて現会計年度が決定され、次に 1 年を差し引いて論理式変数 PR-YEAR の値が求められます。− 論理式
Exit 項目に、論理式変数用の SAP 標準 Exit またはユーザ定義の Exit を入力この項目は、論理式変数を定義する項目名が数字以外の項目の場合に表示されます。
ユーザ定義の Exit を入力する場合、そのユーザ Exit は、ユーザ Exit 書式プールに定義されている必要があります。 この書式プールの名称は、 特別目的元帳のためのカスタマイジングで基本設定→ユーザ Exit →クライアント費依存のユーザ Exit 更新を選択することにより、指定することができます。 ユーザ Exit の例は、書式プール RGSVU000 に定義されています。勘定次元
( 項目名 RACCT) が数字以外の項目であるとします。 この場合、論理式は入力できず、論理式 Exit 名を入力 しなければなりません。− 変数が内部変数かどうかを決めるフラグ
このフラグを立てた場合、変数を使用するレポートを実行する際にその変数の初期値を変更することはできません。
このフラグを立てない場合、変数を使用するレポートを実行する際にその変数の初期値が照会され、その値を変更することができます。− 変数の権限グループ
( 必要に応じて )
追加処理機能
- 論理式変数登録 : 基本データ画面選択 |
目的 |
編集→タイプ変更 : 値 |
変数タイプを論理式変数から値変数に変更 |
補足→論理式 Exit... |
論理式に定義されている既存のユーザ Exit の一覧表示 |
ユーティリティ→変数ディレクトリ |
変数のディレクトリを照会 |
ユーティリティ→未使用変数 |
システムで使われていない変数のディレクトリを照会。 その後、必要に応じてその変数を削除することができます。 |
ユーティリティ→移送→エクスポート |
変数を外部ファイルへエクスポート |
ユーティリティ→移送→インポート |
変数を外部ファイルからインポート |
ユーティリティ→移送→コピー元クライアント |
変数をクライアント 000 ( または別のクライアント ) から使用中のクライアントへコピー |
ユーティリティ→移送→移送依頼 |
カスタマイジングの移送依頼への変数の取り込みと変数の移送。 詳細は、 特別目的元帳 (FI-SL) についての導入ガイド (IMG) の セット / 変数移送の処理を参照のこと。 |