基本セット 

定義

基本セットには、 1 つの次元からの値が含まれます。基本セットを勘定次元に定義する場合、セット内のすべての値が勘定でなければなりません。

基本セット内の値は、単一の値と値範囲の両方またはいずれかです。システムに新しい値を追加し、その値がセット内ですでに定義されている値範囲に含まれている場合、その新しい値もそのセットに含まれます。

単一の勘定コード 1000010 および勘定コード範囲 1000020 1000050 を含むセットを登録します。勘定マスタファイルに 1000030 などの新しい勘定コードを追加した場合、新しいコードはすでにセットに含まれています。

新しいマスタファイルを追加する場合、そのマスタファイルによってセットが更新されることはありません。新しいマスタファイル値がすでにセット値範囲に含まれていない限り、マニュアルでセット値を更新する必要があります。

下の図は、基本セット ASSETS LIABILITIES, OHD-ACCT ( 勘定次元 ) CENTERS ( 原価センタ次元 ) BUS-AREA ( 事業領域次元 ) 、および YEAR ( 年度次元 ) を示しています。

 

 

各基本セットには、それぞれ異なる値が含まれています。 ASSETS LIABILITIES 、および OHD-ACCT の各セットが勘定次元を使用するという点を除いて、各基本セットは異なる次元を使用します。資産勘定と負債勘定を別々に ( 上図のように ) したい場合は、同じ次元を使用する 2 つのセットを登録する必要があります。

たとえば、レポートでセットを使用する場合、会社の資産を一覧する簡易レポートを作成することも可能です。