Expert Analytics の基本

Expert Analytics を使用する際の重要な点です。

コンポーネント
コンポーネントは、Expert Analytics の基本的な処理ユニットです。各コンポーネントには、1 つの入力接続ポイントまたは複数の出力接続ポイント (もしくはその両方) が含まれています。これらの接続ポイントは、コネクタを介してコンポーネントを接続するために使用されます。コンポーネントどうしを接続すると、先行コンポーネントから後続コンポーネントにデータが送られます。
Expert Analytics は、以下のコンポーネントで構成されます。
  • プリプロセッサ
  • アルゴリズム
  • データライタ

予測領域のデザイナビューからコンポーネントにアクセスできます。コンポーネントを分析エディタに追加すると、コンポーネントのステータスアイコンでその状態がわかります。

次に、コンポーネントの状態を示します。
  • ステータスアイコンなし:この状態は、コンポーネントを分析エディタにドラッグしたときに表示されます。これは、分析を実行する前にコンポーネントを設定する必要があることを示します。
  • (設定済み):この状態は、コンポーネントに必要なすべてのプロパティが設定されると表示されます。
  • (成功):この状態は、分析の実行に成功すると表示されます。
  • (失敗):この状態は、このコンポーネントが原因で分析の実行に失敗した場合に表示されます。
分析

分析は、データフローの方向を定義するコネクタによって、特定の順序で接続された一連の各種コンポーネントです。

モデル

モデルは、履歴データを使用してアルゴリズムをトレーニングすることで作成された再利用可能なコンポーネントです。

インデータベース (In-DB) 作業モード

インデータベース (in-DB) は、SAP HANA データベース内でデータマイニング機能を使用してデータ処理を実行する分析実行モードです。このモードでは、Predictive Analytics デスクトップによって SAP HANA 側での実行が管理され、最小限のレポートデータがクライアントにダウンロードされます。このモードは、大きなデータセットを処理する場合に使用できます。SAP HANA では、R 統合、SAP Predictive Analysis Library (PAL) および SAP Automated Predictive Library (APL) によるデータマイニングがサポートされています。このタイプの分析は、オンライン分析とも呼ばれます。

注記 SAP HANA データベースをサイズ変更してインデータベース分析を実行するための情報については、SAP ノート 1514966 を参照してください。
インプロセス (In-Proc) 作業モード

インプロセス (In-Proc) は、データベースから予測の処理領域にデータを取得して、データ処理を実行する分析実行モードです。このモードでは、分析に SAP HANA PAL アルゴリズムを使用できません。ただし、R および SAP アルゴリズムは使用できます。このタイプの分析は、Out-DB 分析またはオフライン分析とも呼ばれます。

注記 インプロセス分析を行うのに必要なハードウェア要件の情報については、SAP Product Availability MatrixSAP サイトでの公開情報 で Product Availability Matrix を参照してください。