HANA 最適化関数の設定

エキスパートユーザとして、HANA 最適化関数を作成できます。この関数は、複雑な最適化関数を解くことができる強力な計算機のようなものです。この関数を使用すると、ビジネスのある側面の最適化方法を計算するための一次制約付きの目的関数を作成できます。最適化の例には、製品または店舗立地の利益の最大化などがあります。また、最適化関数を保存して将来使用することもできます。現時点では、この関数を予測モデリングチェーンで使用することはできません。

HANA 最適化関数を設定するには、まず SAP HANA データソースに接続されていることを確認してください。
  1. 予測領域の右側パネルのコンポーネントリストで add_component.gif最適化関数を選択して、新規関数を開きます。
    注記 既存の関数を編集するには、予測 - 最適化 - + (プラス記号) - 関数- [関数名] の順に選択します。
  2. 目的関数タブが表示された HANA 最適化関数のページで、以下の情報を入力します。
    1. 一意の関数名を入力します。
    2. (省略可) 関数の説明を入力します。
    3. 関数最適化タイプを選択します。最大化または最小化のどちらかにすることができます。作成した関数は利益の最大化やコストの最小化などに使用できます。
    4. 関数テキストボックスに、5x + 8y + (-4)z などの形式で目的線形最適化関数を入力します。モノーム (5x など) どうしの間には区切り文字としてプラス記号 (+) を含める必要があることに注意してください。モノームは係数と変数で構成されます。
      注記 画面を最大化するには、展開アイコン をクリックします。
    5. 関数の確認をクリックします。入力した関数が、基盤となる 最適化関数ライブラリ (OFL) でサポートされる数式であることが確認されます。関数が確認に合格した場合、その変数を設定することができます。不合格の場合は、前の手順で示した書式ルールに従って関数を再入力します。
    6. 最適化関数の変数を設定します。変数型を名義 (整数)、連続 (変数の結果値は整数である必要がありません)、またはバイナリ (1 または 0) から選択し、範囲が正または負 (+/-)、もしくはその両方であるかを選択します。必要な場合は、変数をわかりやすくするエイリアス (製品や店舗立地など) を入力します。
      注記 (任意) 保存をクリックすると、予測領域のコンポーネントリストの最適化セクションに関数を保存できます。
    7. 次へをクリックして次の画面に進みます。
  3. 関数の制約タブ付きのページで、次の情報を入力します。
    1. 関数の制約テキストボックスに、任意の一次制約の数を入力します。制約は、目的関数を最大化 (または最小化) するために適用されます。
      注記 一次制約を、5x + 8y >= 40016y +(-4)z >= 200 などの形式で入力します。最後の制約を除いて、制約どうしの間には区切り文字としてセミコロン (;) を含める必要があることに注意してください。各制約には、モノーム (例: 5x+8y)、制約タイプ (例: >=)、および制約値 (例: 400) を含める必要があります。これらを含めていない場合、アプリケーションはエラーを返します。
    2. 制約の確認をクリックします。作成した制約でエラーが生じた場合は、前の手順で示したルールを確認し、制約を入力しなおしてください。
    3. 解決をクリックします。
      注記 (任意) 保存をクリックすると、予測領域のコンポーネントリストの最適化セクションに関数を保存できます。次に開いたときに関数を編集できます。
  4. 結果をクリックして結果ページを開きます。

結果ページでは、最適化の結果を確認できます。例として、結果が x:130.0y:20.0 の場合を考えてみましょう。この場合、関数を最大化または最小化するには、x (またはそのエイリアス) の出力を 130.0 にする必要があります。また、y (またはそのエイリアス) の出力を 20.0 にする必要があります。結果には、入力した関数と制約の概要も表示されます。

オプションで、以下の作業も実行できます。
  • 行を分割するチェックボックスを選択し、読みやすいよう各関数を個別の行で表示します。

  • エイリアスを使用するチェックボックスを選択し、選択したエイリアス別に関数変数を一覧表示します。

  • 標準のショートカットキー (Ctrl+A と Ctrl+C)を使用して結果をコピーし、テキストエディタやレポートツールに貼り付けます。

  • 保存をクリックし、予測領域のコンポーネントリストの最適化セクションに関数を保存します。

HANA センチメント分析コンポーネントを設定し、複雑な分析の前処理ステップとして使用できるようになりました。