*DESTINATION_APP

DESTINATION_APP キーワードを使用すると、別のモデルに計算結果を書き込むことができます。

構文

*DESTINATION_APP = {app name}

多くの場合、宛先モデルでは、元のモデルの一部のディメンションのみが共有されます。宛先モデルに存在しないディメンションを、以下の命令により、元のレコードから除外することができます。

*SKIP_DIM= {dimension name}[,{dimension name},…]

宛先モデルで検出されないディメンションが元のモデルに含まれている場合は、SKIP_DIM キーワードが必須です。SKIP_DIM キーワードを使用しなければ、チェックを通ることはできません。

1 つの命令に複数のディメンション名をカンマで区切って設定することも、複数の SKIP_DIM 命令を別々の行で入力することもできます。

元のモデルに存在しないディメンションが宛先モデルに含まれている場合には、以下の命令を使用して、渡されたレコードにそれらのディメンションを追加できます。

*ADD_DIM {dimension name}={value}[,{dimension name}={value} [, {dimension name} = {dimension name(source): Property name}, #]

1 つの命令に複数のディメンション名および値をカンマで区切って設定することも、複数の ADD_DIM 命令を別々の行で入力することもできます。ディメンションプロパティ (ソースモデルのディメンション) もサポートされます。

例:

SKIP_DIMADD_DIM、および RENAME_DIM を使用して DESTINATION_APP を説明するために、別のモデルである DETAIL_PLAN が、提供されているシェルから PLANNING モデルをコピーして作成されます。以下のステップを実行する必要があります。
  • PRODUCT ディメンションと MARKET ディメンションを新規に登録して、DETAIL_PLAN モデルに追加します。
  • P_ACCT を P_ACCTDETAIL で置換します。
  • 以下の構文を使用して、P_ACTIVITY ディメンションを DETAIL_PLAN インフォプロバイダから削除します。
    *XDIM_MEMBERSET TIME = 2006.AUG 
    
               *XDIM_MEMBERSET CATEGORY=ACTUAL 
    
               *DESTINATION_APP=DETAIL_PLAN 
    
               *SKIP_DIM = P_ACTIVITY 
    
               *ADD_DIM P_DATASRC=INPUT, MARKET = PRODUCT:MARKET 
    
               *RENAME_DIM P_ACCT=P_ACCTDETAIL 
    
               *WHEN CATEGORY 
    
                *IS "ACTUAL" 
    
                *REC(EXPRESSION=%VALUE%) 
    
               *ENDWHEN 
    
    
説明: DETAIL_PLAN は目標モデルで、 P_ACCT ディメンションを除く PLANNING のすべてのディメンションが含まれます。P_ACCT ディメンションは、P_ACCTDETAIL によって置換されます。また、DETAIL_PLAN には 2 つの追加ディメンション、具体的には P_DATASRCMARKET があります。上記のスクリプトロジックによって、データが以下とともに DETAIL_PLAN に移動されます。
  • P_DATASRC (キーワード INPUT で定義)
  • MARKET (ソースモデルに存在する必要があるディメンション PRODUCT のプロパティ 'MARKET' の値を使用)
  • P_ACCT の対応する値が、P_ACCTDETAIL にコピーされます。

キーワード RENAME_DIM を使用して、1 つまたは複数のディメンション名を変更することができます。構文は以下のとおりです。

*RENAME_DIM {dimension name}={value}[,{dimension name}={value},…]

ディメンションが別のディメンション ID で命名されているモデルにデータを書き込む際に、この命令を使用できます。

1 つの命令に複数のディメンション名および値をカンマで区切って設定することも、複数の RENAME_DIM 命令を別々の行で入力することもできます。

上記の 3 つのキーワードは、どのような組合せでも使用することができます。

例 1

Environment: EnvironmentShell_V

モデル: PLANNING

この例では、EnvironmentShell_VEnvironmentShell のコピーで、COPY_PLANNINGPLANNING モデルのコピーです。この例に示されているスクリプトを PLANNING モデルで実行して ACTUAL データを COPY_PLAN モデルにコピーします。

*DESTINATION_APP コマンドがスクリプトの途中で一度実行されると、スクリプトロジックファイルの残りのすべてのデータ書込は参照されている宛先モデルで行われます。*DESTINATION_APP の前に書き込まれたデータはすべて、スクリプトが現在実行されているモデルに書き込まれます。

               *XDIM_MEMBERSET TIME = 2006.AUG
               *XDIM_MEMBERSET CATEGORY=ACTUAL
               

               *DESTINATION_APP=COPY_PLANNING
               *WHEN CATEGORY
               *IS "ACTUAL"
               *REC(EXPRESSION=%VALUE%)
               *ENDWHEN
            

例 2

SKIP_DIMADD_DIM,、および RENAME_DIM を使用して DESTINATION_APP を説明するために、別のモデルである DETAIL_PLAN が、提供されている EnvironmentShell から PLANNING モデルをコピーして作成されます。以下を実行する必要があります。

  • PRODUCT ディメンションと MARKET ディメンションを新規に登録して、DETAIL_PLAN モデルに追加します。

  • P_ACCTP_ACCTDETAIL で置換します。

  • P_ACTIVITY ディメンションを DETAIL_PLAN インフォプロバイダから削除します。

               *XDIM_MEMBERSET TIME = 2006.AUG
                *XDIM_MEMBERSET CATEGORY=ACTUAL
               

               *DESTINATION_APP=DETAIL_PLAN
               *SKIP_DIM = P_ACTIVITY
               *ADD_DIM P_DATASRC=INPUT, PRODUCT = NO_PRODUCT, MARKET = NO_MARKET
               *RENAME_DIM P_ACCT=P_ACCTDETAIL
               

               *WHEN CATEGORY
                       *IS "ACTUAL"
                       *REC(EXPRESSION=%VALUE%)
               *ENDWHEN
            

説明

DETAIL_PLAN は目標モデルで、P_ACCT ディメンションを除く PLANNING のすべてのディメンションが含まれます。P_ACCT ディメンションは、P_ACCTDETAIL によって置換されます。また、DETAIL_PLAN には 2 つの追加ディメンション、具体的には PRODUCTMARKET があります。

上記のスクリプトロジックによって、データが以下とともに DETAIL_PLAN に移動されます。

  • PRODUCT ディメンションおよび MARKET ディメンションの空白データ

  • P_DATASRC (キーワード INPUT で定義)

  • P_ACCTDETAIL にコピーされた P_ACCT の対応する値

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