ドリルスルー設定

この機能を使用してドリルスルー定義を設定することができます。ドリルスルー定義により、ユーザはレポートからソースデータにアクセスすることができます。ソースデータには、URL からアクセスできるコンテンツが含まれます。

前提条件

ドリルスルー定義を定義するには、適切なセキュリティ権限が必要です。詳細については、SAP Help Portal で提供されているセキュリティガイドを参照してください。

機能

URL へのドリルスルーの設定

URL ベースのドリルスルー定義をモデル内で設定します。少なくとも 1 つのドリルスルーをモデルに設定すると、そのモデルを参照するレポートのユーザはそのドリルスルーを使用することができます。

URL パラメータをディメンションまたはユーザ定義値にマッピングすることができます。

パラメータをディメンションにマッピングする際に、ID や内容説明などのディメンションプロパティも選択します。ユーザがレポートでドリルスルーを実行する場合、パラメータ値は選択したデータセルのプロパティ値から取得されます。たとえば、ディメンションの ID プロパティを選択すると、メンバー ID がマッピングされます。ディメンションの別のプロパティを選択すると、そのプロパティ値がマッピングされます。このため、ディメンションメンバーまたはプロパティ値のいずれかを送信することができます。

パラメータをユーザ定義値にマッピングする場合、値をハードコードするか、%CurrentUser% または %CurrentDate% を使用することができます。マッピングでユーザ定義値を指定する場合、ユーザがレポートでドリルスルーを実行する際のパラメータ値はユーザ指定値に基づきます。

注記

マッピングでは、変数 Current Date および Current User がサポートされます。Current Date の書式は %CURRENTYYYYMMDD% です。ここで、YYYYMMDD は現在の年、月、日に置き換えられます。現年度のみを送信する場合には %CURRENTYYYY% を使用することができます。Current User の書式は %CURRENTUSER% です。

URL での環境パラメータとモデルパラメータの使用がサポートされています。書式は %parameter% です。環境パラメータとモデルパラメータの名称が同じである場合、ドリルスルーではモデルパラメータが環境パラメータの前に使用されます。

ドリルスルーの実行

EvMNU マクロ MNU_eTOOLS_DRILLTHROUGH_RUN を使用して、構文 MNU_eTOOLS_DRILLTHROUGH_RUN("drillthrough id") を使用するドリルスルーを実行することができます。

モデルの管理表示でドリルスルーを定義した場合、レポートのメニューバーにおけるドリルスルーメニューにメニュー項目が表示されます。このメニュー項目の名称は、ドリルスルーの定義時に管理表示で入力された内容説明の名称と同じになります。ドリルスルー情報にアクセスするには、レポート内のセルを選択し、ドリルスルーメニューからメニュー項目を選択します。Web ブラウザが開きます。表示される情報は、以下の項目に依存します。
  • 管理表示で指定された URL
  • 管理表示で指定された URL パラメータ
  • レポートで選択したデータセル
注記
URL および URL パラメータが、ブラウザのアドレスバーに表示されます。また、選択したセルにデータが含まれていない場合でも、ドリルスルーは実行されます。
アクティビティ

URL のドリルスルーの定義

  1. Planning and Consolidation 管理画面の機能セクションで、ドリルスルーを選択します。

  2. 新規を選択し、ドリルスルー ID と内容説明を入力します。

  3. 対象 URL を入力し、ドリルスルーを開始できるモデルを選択し、パラメータマッピング情報を入力して、1 つまたは複数のディメンションと関連プロパティまたはユーザ定義値を指定します。

    URL としての http://www.google.com/search? と、既知の Google パラメータの q を指定することができます。

  4. ドリルスルーを保存します。

Planning and Consolidation 管理画面の機能セクションでドリルスルーを選択し、ドリルスルーを編集および削除することもできます。

例 1

この例では、URL をドリルスルーするシナリオについて説明します。

MySite と呼ばれる Web サイトでカテゴリのメンバーを検索する必要があります。URL を www.MySite.com に設定し、ドリルスルーを定義することができます。MySite のパラメータは q なので、パラメータ列に q を入力します。ディメンションまたはユーザ定義値列で、カテゴリディメンションを選択します。

レポートで、このドリルスルーを実行し、検索結果を照会することができます。

例 2

この例では、URL をドリルスルーするもう 1 つのシナリオについて説明します。

SAP BusinessObjects Financial Information Management (FIM) を使用して外部データソース (フラットファイル、テーブル、サードパーティアプリケーション、または他の EPM アプリケーション) から Business Planning and Consolidation にデータをロードする場合、通常、このデータは変換され、集計されます。Business Planning and Consolidation には最終データのみが格納されるため、FIM リポジトリ (ステージングエリア) に格納されたデータの詳細のドリルスルーが必要になる場合があります。URL のドリルスルーにより、これが可能になります。

ドリルスルーを定義する場合、URL は <FIM アプリケーション> に設定されます。URL パラメータは、クエリされるデータのコンテキスト (時間、勘定科目など) を渡す Business Planning and Consolidation モデル内のディメンションです。コンテキストに関連するすべてのデータが返され、FIM ドリルスルーレポートに表示されます。