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SAP BusinessObjects Strategy Management には、管理者と呼ばれるブラウザベースのインタフェースがあります。戦略管理の管理者は、このインタフェースを使用して戦略管理アプリケーションに必要なコンポーネントを登録し、戦略管理アプリケーションの保守と最適化を行うことができます。管理者は、セルフサービスを促進して組織全体の多くの人員に管理タスクを配分できるようにし、過剰な業務をかかえている IT スタッフの負担を最小限に抑えます。

管理者を使用して目的、視点、およびテーマを定義し、また KPI の目標と相対加重を設定します。選ばれたビジネスユーザは戦略とデータとの関係を定義し、それぞれのグループに関連するゴール図とスコアカードを生成することができます。

導入上の注意

管理者と戦略管理アプリケーションでさまざまなレベルのタスクを実行する、複数のタイプのユーザが存在します。詳細については、管理ロールおよび権限を参照してください。

グレー表示されたオプションは、アプリケーションの該当する要素を使用する権限がないことを示しています。このヘルプは、全タイプの管理者ユーザのニーズに応えるため、管理者のすべてのトピックをカバーしています。

ノート ノート

ユーザが戦略管理アプリケーションを使用している状態で、戦略管理アプリケーションに対して管理変更を行う場合 (ユーザがレビューしているコンテキストに対して KPI を登録する場合など)、更新された内容はすぐにはユーザに表示されません。変更は、戦略管理アプリケーションの次回起動時に反映されます。

注記の終了

機能

管理者には、以下のセクションがあります。

  • [ライブラリ]: ここでは、多数のコンテキストで繰り返し使用されるオブジェクトを登録および更新します。すべてのコンテキストで使用できる視点、目的、および KPI を登録および更新することができます。ライブラリでオブジェクトを定義する際には、すべてのコンテキストで役立つ一般的な定義を入力します。

    詳細については、ライブラリを参照してください。

  • [コンテキスト]: ここでは、コンテキストを登録および更新します。コンテキストの登録は、戦略とスコアカードを構築するための第 1 ステップです。コンテキストは、特定のミッション、ビジョン、戦略、視点と目的のセット、スコアカード、パブリックレポート、ダッシュボードを、すべて特定のグループがアクセスできるようリンクするコンポーネントです。

    詳細については、コンテキストを参照してください。

  • [戦略]: ここでは、戦略管理アプリケーションの戦略コンポーネントを開発します。単に現在の目的を照会するだけではゴールを管理することはできないため、インタラクティブな戦略コンポーネントが、戦略に欠けていることが多い動機の要素の提供をサポートします。パスウェイまたはテーマ、プロセスとゴール図、および原因と影響で構成される戦略コンポーネントは、ゴールのビジュアル化、議論、および更新を行うためのコラボレーティブな環境を提供し、静的で理解しにくい文書になりがちな戦略計画を改善します。

    詳細については、戦略を参照してください。

  • [スコアカード]: ここでは、スコアカードを設定します。KPI と目的の不足データまたは Null データの表示方法、および次元によるスコアカードのフィルタ方法に対してデフォルト値を設定することができます。

    KPI を策定する前、まず最初に目的と視点を設定することができます。完全なスコアカードソリューションを導入する準備ができたら、次元モデル指標に基づいて KPI を登録し、それを目的、およびオプションで視点に割り当てることができます。 KPI を目的に割り当てることにより、目的の達成状況を KPI およびその他の目的と比較して測定および監視することができます。

    詳細については、スコアカードを参照してください。

  • [管理]: ここでは、アプリケーショングループ、グループ権限、ホームページ設定、モデル接続、システムデフォルト、アプリケーションデフォルトを登録および更新し、ユーザの責任を更新します。

    詳細については、管理を参照してください。

  • [入力と承認]: ここでは入力と承認のデフォルト値を設定し、入力と承認コンポーネントにアクセスします。入力と承認は、メトリックの入力プロセスを合理化する、分散型の入力、承認、および公開コンポーネントです。追跡が容易なワークフローは、伝統的に多くの労働力を要するプロセスを体系化してコストのかかるエラーを減らし、メトリックの収集と承認に費やす時間を大幅に短縮します。また、組織は少数のメトリックのために処理システムの統合やデータウェアハウスの構築に時間を費やすことなく、メトリックを迅速に収集することができます。

    ユーザは業績管理モデルのデータを入力し、ワークフロープロセスを介してデータの入力作業を監視します。データ入力プロセスが完了すると、データが入力と承認から業績管理アプリケーションサーバモデルにロードされます。

    詳細については、入力と承認を参照してください。

  • [スケジューラ]: ここでは、スコアカード更新のチェック、外部ソースからのデータロード、PAS メトリックの更新、およびユーザテーブルの同期の頻度を定義するスケジュールを設定します。

    ユーザは、特定の戦略プログラム、目的、および KPI について、ホームコンポーネントの[個人アラート]セクションでスコアカードアラートを購読します。スケジューラの定期チェックでマイルストーン、目的、または KPI のアクティビティが検知された場合、該当するアクティビティおよびオブジェクトを購読していたユーザに、電子メールアラートまたはホームコンポーネント通知の形式で通知が送信されます。どちらの形式が使用されるかは、ユーザの通知方式設定によって決まります。

    詳細については、スケジューリングを参照してください。

  • [コネクタ]: ここでは、KPI およびホームコンポーネントのヒートマップに使用する GRC 外部ソースデータを指定します。

    詳細については、コネクタを参照してください。