履歴データ入力 Excel スプレッドシートを使用して、過去の期間のデータを「再入力」します。履歴データは、PAS モデル[日付範囲]の期間開始から[現期間]までの期間から 1 を引いた期間範囲と定義されます。
ノート
Excel スプレッドシートにより入力されたデータに対するワークフロー制御はありません。
入力と承認管理者である場合は、ユーザによる履歴データの入力方法と入力時期を考慮します。現期間のデータはすべて、いったんワークフロー制御を完了すると、現期間が次月に移行した際に「履歴」データとなります。ユーザに履歴データを入力する権限があれば、権限が現在でも有効である場合に限り、データは自由に後で修正することができます。履歴データとともに PAS モデルの初期ロードを実施した後は、日付範囲を現期間に対してのみリセットします。または、ユーザの履歴データ入力の権限を取り消すこともできます。
[履歴データ]リンクは、入力と承認管理者が決定したデフォルト設定に応じて、表示される場合と非表示の場合があります。
入力と承認管理者が、日付範囲を現期間後に完了するように設定している必要があります。
メトリックセットに含めることができる最大行数は、500 行です。メトリックセットがこの行数を超えた場合、履歴データ入力の権限がある場合でも[履歴データ]リンクはメトリックセットでは無効化されます。
履歴データを入力する権限があり、入力と承認メインウィンドウで[履歴データ]リンクを表示できる必要があります。このオプションを入力と承認管理者が有効化するには、[入力と承認のデフォルト設定]で[履歴データ (実績および目標) の入力]を選択します。入力と承認管理者は、設定に関わらず常に履歴データ入力の権限があります。
履歴データ入力には以下の機能があります。
履歴期間別に、実績データを[実績]列に、目標データを[目標]列に入力します。[実績]列または[目標]列のいずれかの背景色がが灰色の場合は、実績指標または目標指標が存在していません。
ワークシートヘッダには、メトリックセット、期間全体の開始日付と終了日付、および現期間に関する情報が表示されます。
行数が多い場合、[行ソート]オプションにより行を列単位で構成してメトリックを検索することができます。
この Excel スプレッドシートは、データを入力と承認に渡すまで一時的に保存するテンプレートとして機能します。