コンテンツフレーム起動

Function documentation 無償品 Locate the document in its SAP Library structure

用途

この機能を使用すると、一定数量の商品を受注したときに、無償品として無料の商品を得意先に提供することができます。無償品は数量値引の一種であり、一定の数量が購入されたときに無料の商品が提供されるという形で付与されます。無償品を利用して、より多くの数量を発注するよう得意先に奨めることができます。

無償品には、以下のタイプがあります。

     内増しボーナス数量: 得意先は発注した商品の一部に対してのみ支払を行います。残りの商品は追加料金なしで提供されます。たとえば、10 台のノートパソコンを発注した得意先に対して 1 台分を無料にする場合などです。

     外増しボーナス数量: 得意先は発注した商品の代金を支払い、追加の商品を無料で受け取ります。無償品として出荷される商品は、注文された商品と同じである必要はありません。たとえば、10 台のノートパソコンを発注した得意先に 1 台のハンドヘルド PC をプレゼントする場合などです。

前提条件

無償品決定表を定義し、割り当てておく必要があります。追加情報については、カスタマリレーションシップマネジメントSAP 導入ガイド (IMG) 基本機能 無償品 無償品の設定を参照してください。

受注で無償品を自動的に決定するために、無償品マスタデータを更新する必要があります。

Note

無償品のマスタデータおよびカスタマイジングを SAP ECC からコピーすることができます (Structure link条件のデータ交換を参照)

機能

SAP CRM は、無償品の決定に関してSAP ECC と同じ機能を備えています。SAP ECC なしで SAP CRM を使用する場合、Enterprise Sales、モバイルセールス、および CRM E-Commerce では、無償品に関して 1 つの条件レコードの決定と複数の条件レコードの決定の両方がサポートされます。

得意先に無償品を付与する場合、無償品の自動決定を使用することができます。その後、請求が発生しない明細として無償品明細が受注に自動的に登録されます。内増しボーナス数量を使用する場合、2 つの明細が登録されます。1 つは主要明細で、もう 1 つは、主要明細と同一商品である無償品の数量が記載された無償品用の明細です。主要明細からは無償品の数量が自動先に差し引かれます。対照的に、外増しボーナス数量を使用する場合、主要明細の数量は変化しません。

Note

システムによるこの応答処理は、内増しボーナス数量の使用時に無償品に対して別の明細を登録しないように、無償品マスタデータ内の特定の無償品タイプ (明細生成なしの内増しボーナス数量) を選択することによって、変更することができます。代わりに、主要明細の価格設定時に、値引き額が計算されます。明細生成なしの内増しボーナス数量の追加情報については、SAP ECC SAP ライブラリでロジスティクス 販売管理 (SD) SD 処理の基本機能とマスタデータ (SD-BF) SD 基本機能 無償品 明細生成なしの内増しボーナス数量を参照してください。

価格設定で使用されるのと同じように、無償品に対して条件テクニックが使用されます。無償品契約を条件として登録します。無償品明細の価格設定は、受注伝票と請求伝票で実行することができます。

条件テクニックの追加情報については、Structure link価格設定フローを参照してください。

無償品に対する条件レコードは、SAP CRM SAP Easy Access メニューでマスタデータ 価格と条件データ 条件更新を選択して登録することができます。

Note

SAP CRM の無償品マスタデータには最小数量はなく、最低受注数量に関係なく無償品を提供することが可能です。SAP ECC から SAP CRM に無償品をコピーする場合、最小数量はスケール数量として表示されます。

スケールの用途

スケールを使用すると、一定数量の商品の受注時に特定の無償品が提供されるように定義することができます。たとえば、10 台のノートパソコンを受注した場合は 1 台を無償品として計算したり、20 台受注した場合は 2 台を無償とするなどのように処理することができます (下表を参照)

スケール

無償品数量

数量: 10

1

数量: 20

2

数量: 30

3

数量: 40

4

計算タイプの用途

計算タイプを使用すると、一定数量の受注時に特定の無償品が提供されるように定義することができます。ただし、得意先の発注数量が定義済の数量よりも少ないかまたは多い場合は、デフォルトで提供されるタイプから選択することによって、どの無償品が提供されるかを決定することができます。

マスタデータで定義可能な以下のタイプがデフォルトで提供されています。

     タイプ 1: 比例 (無償品のパーセント計算)

     タイプ 2: ユニット関連

     タイプ 3: ユニット全体のみ対象

This graphic is explained in the accompanying text

100 台のノートパソコンの発注に対して10 台を無償品として提供します。得意先が 150 台のノートパソコンを発注します。

      タイプ 1 では、得意先は15 台のノートパソコンを無償で受け取ります。

      タイプ 2 では、得意先は無償のノートパソコンを10 台だけを受け取ります。

      タイプ 3 では、得意先は無償品を受け取りません。

 

無償品の追加情報については、SAP ECC SAP ライブラリでロジスティクス 販売管理 (SD) SD 処理での基本機能とマスタデータ (SD-BF) SD 基本機能 無償品を参照してください。

CRM E-Commerce の特殊機能

B2B および B2C Web ショップで、より多くの数量の発注を得意先に奨めるために、得意先が一定数量の商品を発注したときに無償品を提供することができます。発注を登録および変更するときに、Web ショップ内の無償品を照会することができます。

Web ショップでは、内増しボーナス数量および外増しボーナス数量の両方のタイプの無償品が使用可能です。Web ショップ内の無償品は、スケールまたは特定の計算タイプを使用して設定することができます。

Note

Web ショップでスケールを使用して無償品を決定する場合、無償品の提供基準に満たない発注数量を得意先が入力すると、無償品を受け取るにはあと何個の商品購入が必要かを示すメッセージが得意先に対して通知されます。

Web ショップで計算タイプを使用して無償品を決定する場合、得意先の入力した数量が基準に満たなくても得意先にはこのような情報は表示されません。

  

  

 

 

コンテンツフレーム終了