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業務トランザクションにおけるステータス管理 
業務トランザクション処理では、一般的な SAP ステータス管理を使用できます。
オブジェクト (受注など) の現在の処理ステータスは、ステータス管理を使用して記録できます。オブジェクトの現在の状態は、個々のステータスを組み合わせて表すことができます。オブジェクトには、任意の数のステータスを設定できます。

見積では、システムステータス未処理と配信なし、およびユーザステータス見積登録済と印刷禁止を同時に有効にすることができます。
各ステータスには次の 2 つの機能があります。
キ 特定のステータスが設定されたことをユーザに通知 (見積が承認された場合など)
キ ユーザが次に実行できるステップまたは実行できないステップを指定 (たとえば、承認を許可するなど)
業務トランザクションが実行される場合は、この業務トランザクションによって、関連するオブジェクトのステータスの 1 つまたは複数を設定または削除することができます。ステータスとトランザクションの間のスイッチを以下に示します。

システム内では、ステータスが 2 種類の方法で表されます。
キ 30 文字のテキスト
キ 4 文字の略称 (ステータスプロファイル内のみ)
いずれの表現方法も言語に依存します。
ステータスには次の 2 タイプがあります。
キ システムステータス: システムによって設定されるステータス。このステータスにより、オブジェクトに対して特定の業務トランザクションが実行されたことがユーザに通知されます。ユーザがこのステータスを変更するには、システムステータスを変更する業務トランザクションを実行する必要があります。

見積を承認すると、システムステータスが自動的に承認済に設定されます。

ただし、CRM の一部のシステムステータス (配信なしなど) は、ユーザによる設定またはリセットが可能です。このようなステータスはCRMC_STATUS_PROC テーブルで定義されます。
キ ユーザステータス: ユーザによって設定されるステータス。このステータスは、既存のシステムステータスに追加する情報としてユーザが登録することができます。ユーザステータスは、業務トランザクションのカスタマイジングで登録されたステータスプロファイルで定義します。ユーザステータスは、必要な数だけ定義し、有効化することができます。その後に、業務トランザクションのカスタマイジングで、ステータスプロファイルを以下の 2 つに割り当てることができます。
。 トランザクションタイプ (ヘッダステータスの場合)
。 明細カテゴリ (明細ステータスの場合)
1 つのステータスプロファイルを、複数のトランザクションタイプと明細カテゴリに割り当てることができます。
システムステータスとユーザステータスは、業務トランザクションに同じように影響を与えます。

ヘッダステータスと明細ステータスは互いに独立しています。ただし、ステータス完了は例外ですすべての明細のステータスが完了になると、ヘッダステータスも完了に設定されます。
業務トランザクションは静的オブジェクトではありませんが、独自のライフサイクルを持っています。このライフサイクルは、業務トランザクションが開かれると始まり、完了すると終了します。この間に、別の業務トランザクションによって、この業務トランザクションが変更されます。たとえば、承認のために転送されたり、完了ステータスに設定されたりします。
業務トランザクションのライフサイクルは、4 つのシステムステータスで表されます。
キ 未処理: 登録されたばかりで、まだ処理されていない状態です (インターネットからの契約など)。
キ 処理中: 管理者が質問を解決している状態です。
キ 承認済: 契約が正式に完了した状態です。後続プロセスを開始することができます (印刷、請求、配信、承認など)。
キ 完了: 契約に直接リンクされているすべてのアクションが完了した状態です。
キ 処理済: 契約に間接的にリンクされているすべてのアクションが終了した状態です (たとえば、R/3 バッチ実行から実際原価へ)。
ユーザステータスを照会および更新する場合は、ステータスプロファイルを設定して、それを関連するトランザクションタイプと明細カテゴリに割り当てておく必要があります。これを行うには、カスタマイジングからカスタマリレーションシップマネジメント → トランザクション → 基本設定 → ステータス管理の順に選択します。アクティビティトランザクションタイプの定義および明細カテゴリの定義で割当を行っておきます。
ステータスを設定および削除することができます。設定および削除可能なステータスは常に現在の文書状態を反映します。ただし、現在のトランザクションステータスとの関連で、実際に設定可能な設定のステータスだけが表示されます。
以下の機能はヘッダレベルで使用することができます。
キ システムステータスおよびユーザステータスの照会
。 ステータスプロファイルを設定している場合: ステータス番号を持たないユーザステータスだけでなく、ステータス番号を割り当てられてたユーザステータスも表示されます。システムステータスはユーザステータスとは別個に表示されます。
。 ステータスプロファイルを設定していない場合: システムステータスだけが表示されます。
有効になっていないステータスは選択用に表示されます。選択時に、対応するシステムステータスが制御テーブルの設定に従って実行されます。
キ R/3 転送および R/3 ステータス: SAP R/3 への配信ステータスおよび SAP R/3 業務トランザクションの他のステータスの照会
キ システムステータス/ユーザステータス: ステータスを設定およびリセットするためのオプションを含む個別ステータス領域の詳細ビュー
キ 明細ステータス合計: 明細レベルでのステータス (引合、見積、取消、保留ステータスなど) の概要。個別ステータス行は、このトランザクションタイプに関連している場合のみ表示されます。
以下の機能は明細レベルで使用することができます。
キ システムステータス/ユーザステータス: 制約を使用してステータスを設定およびリセットすることができます。
キ 保留/却下の理由: 明細を取り消したり、請求ブロックを設定することができます。どちらの場合も理由を選択する必要があります。出荷ブロックや与信ブロックを設定することもできます。
以下の機能も使用することができます。
キ すべての明細をヘッダレベルでロックまたは取り消すことができます。すべての明細に請求ブロックまたは取消を設定できます。これは明細レベルでのフラグ "簡易設定" の一種です。
キ 配信ステータスは明細レベルでSAP R/3 に表示することができます。
ステータス分析を照会することができます。問題を個別に分析し、設定の一定のステータスが表示されない理由などについて調べる場合は、ステータス分析を使用して技術分析機能を呼び出すことができます。
チャネルマネージャはすべてのユーザステータス値を設定できますが、パートナは自身が関連するステータス値以外は設定できません。この関連性はチャネル管理固有の権限キーによって決まります。追加情報については、導入ガイドのカスタマリレーションシップマネジメント → トランザクション → 基本設定 → ステータス管理 → 定義: ステータス権限キーを参照してください。
