フレーズ集管理 

目的

この SAP コンポーネントでは、フレーズと呼ばれるテキストモジュールの集中管理と翻訳を行えます。

フレーズを使用すると、言語に依存しない以下のアクティビティを実行することができます。

ｷ        要素マスタに関する情報の記録。たとえば応急措置方法、R フレーズまたは S フレーズなど ( 値割当を参照) 。

ｷ        レポートへのテキストの出力 ( レポート生成: プロセスを参照) 。

ｷ        危険物文書への危険物テキストの出力。

フレーズはフレーズ集で管理され、データの編集には 1 つのフレーズ集が選択されます。無効フレーズから有効フレーズ集のフレーズを参照するためのフレーズ参照を登録すると、無効なフレーズ集の新しいバージョンをインポートした後に、有効フレーズを更新できます。また、SAP システムでは、数種類の無効フレーズ集のフレーズを使用して、有効フレーズ集を構成することができます。

統合

SAP EH&S コンポーネントインタフェースは、本稼動システムでのフレーズのインポートおよびエクスポートをサポートします。したがって、フレーズを SAP システム外部で翻訳することなども可能です。

設計変更管理と変更文書を使用すると、有効期間をフレーズ変更に割り当て、テキストの変更を言語依存で記録することができます。