外部プログラムからのイベントの開始 

R/3 プログラム SAPEVT を使用して、 R/3 システム外で動作するプログラムからイベントを開始します。

SAPEVT の構文は以下のようになります。

sapevt <EVENTID> [-p <EVENTPARM>] [-t]
pf=<
プロファイル名 >|name=<R/3 システム名 > nr=<R/3 システム番号 >

: sapevt END_OF_FI_DATATRANS name=C11 nr=11 パラメータなしでイベント END_OF_FI_DATATRANS を開始します。イベントは R/3 システム C11 、インスタンス番号 11 で開始されます。このイベントの発生を待機しているジョブはすべて開始されます。

以下は SAPEVT パラメータの説明です。

SAPEVT の実行時には、 R/3 システムのインスタンスが少なくとも 1 つは有効になっている必要があります。そうでなければ、システムはイベントが発生したことを認識することができません。インスタンスの番号は SAPEVT コール時に指定した番号でなければなりません。

R/3 システムを識別するためのパラメータの詳細は以下のようになります。

SAPEVT の使用に関する要件

SAPEVT を使用してイベントを開始する場合、以下の要件を満たす必要があります。

外部プログラムがイベントを開始した時に R/3 システム内で有効なインスタンスがない場合、イベントは無視されるので、 R/3 システムがイベントの発生を認識することはありません。

イベントの発生時に実行するようにスケジュールされているジョブを即座に開始することができない場合は、即時開始ジョブとして再スケジュールされます。この場合、そのジョブは開始可能な最初のタイミングが訪れると、すぐに開始されます。

ディレクトリへアクセスできない場合は、 SAPEVT に対しローカルなプロファイルを登録できます。このプロファイルは rdisp/mshost rdisp/msserv パラメータの値だけを含む必要があります。対象 R/3 システムのプロファイルから値を取得します。 SAPEVT コマンド行にローカルプロファイルを指定します。

SAPEVT R/3 システムとの接続確立時に発生する障害をログファイル内にレポートします。

UNIX: /usr/sap/<R/3 System ID>/SYS/exe/run および SYS/profile

Windows NT: \\<Host Name>\sapmnt\<SAP ID>\SYS\exe\run および SYS\profile