レッスン 1 の概説 

このレッスンでは、 ABAP ワークベンチとそれに含まれるツールを紹介します。このレッスンを終えると、次のことができるようになります。

ワークベンチの基本概念を理解する。

SAP ウィンドウでワークベンチを開く。

ワークベンチを閉じる。

ワークベンチツールおよびその機能を理解する。

プログラムを通してナビゲートする。

プログラムを新たに作成する。

トランザクションを新たに登録する。

このレッスンに進む前に、必ず 読者への注記をお読みください。

ワークベンチの概念

ABAP ワークベンチを使用して、アプリケーションプログラムを作成します。ワークベンチはグラフィック プログラミング環境です。ディスプレイに表示されるボタン、ダイアログ、およびウィンドウを使用してプログラミングツールにアクセスします。 R/3 システムでは、プログラマが作成するプログラムのモジュールは 開発オブジェクトと呼ばれます。

ABAP アプリケーションは、 トランザクションまたは レポートのいずれかです。このチュートリアルで作成するサンプルアプリケーションはトランザクションです。トランザクションはエンドユーザ アプリケーションです。トランザクションはユーザからデータを受け取り、次に該当するアクションを 1 つ、または複数実行します。たとえば、購買発注を登録するアプリケーションはトランザクションです。トランザクションとは異なり、レポートは、ユーザの入力がほとんど必要ないか、あるいは全く必要ないアプリケーションです。

各トランザクションの基本は、 モジュールプールプログラムです。モジュールプールは、トランザクションを動かす ABAP 言語のエンティティの集まりを表すために使用される用語です。