
この例では、各フライトの予約情報を含む一覧を生成します。各フライトの予約ごとの支払額の小計と、一覧の最後に全体の合計を表示したいとします。
また、フライトごとの予約の数と予約の合計数も知りたいとします。
G5
をこのベースとして使用することができます。 G5 をコピーして名称を G6 に変更します。次に表題とノートを変更します。機能グループ予約の数項目で項目選択を拡張する必要があります。
基本一覧行構造画面で、基本一覧の定義を拡張します。また、集計する項目を指定します。外貨予約運賃項目を集計したいので、この項目の列合計を選択します。
予約数をカウントするために、この項目のカウンタ列のチェックボックスを選択します。

通常の画面順序で続行すると、各制御レベルの出力オプションを指定する画面に分岐します。各フライトの小計と予約数を照会したいので、フライト日付項目の列合計およびカウンタを選択します。

この画面では、集計やカウントを行う項目を設定することはできず、基本一覧行構造画面で集計やカウント用にそれぞれ定義した項目の小計や予約数を表示するレベルのみを設定することができます。
また、フライト日付項目のボックスオプションを選択しておきます。

項目出力オプション
画面で、通貨を含めて予約ごとの運賃を表示する、という指定も行います。
クエリを実行するには、実行を選択します。最後に全体合計と予約数の入った一覧が表示されます。

特定の項目を集計している場合、合計は項目と同じ列に、つまり同じ出力長で出力されます。このため、出力長が合計には短すぎ、オーバーフローの原因となる可能性があります。
ABAP では、出力時に、影響を受けた値の前にアスタリスクを置くことで、オーバーフローを表示します。合計出力時のこのようなオーバーフローを避けるには、項目出力オプション画面で項目の出力長を増加すればよいのです。
上の例では、集計は通貨額を含む項目で実行されます。ここで、通貨配分が自動的に行われます。つまり、個々の通貨額がそれぞれの通貨で集計されます。
通貨額項目の出力を単位なしで指定しても、通貨別の集計が行われます。したがって、複数の通貨が
( 通貨なしで ) 合計行に表示されます。このため、通貨額は常に通貨と一緒に出力する必要があります。同じことが数量項目にも言えます。数量項目の集計を指定すると、集計は該当する単位ごとに実行され、合計行に複数表示されることになります。
最後に、オプション合計とカウンタをもう一度比較する必要があります。
合計オプションを指定すると、計算を指定した数値項目の総合計が出力されます。つまり、項目がデータセットに読込まれる度に、その項目の値が集計の合計に加えられます。総合計は基本一覧の最後に表示されます。制御レベルには小計も表示することができます。小計には特定の制御レベル、すなわち特定のソート文字列に割り当てられた項目の値がすべて含まれます。
カウンタオプションを使用すると、特定の項目が現在読込み中のデータセットで見つかるたびに、その項目のカウンタ数が
1 つ大きくなります。その結果として得られるカウンタ合計は、総合計とほぼ同じように基本一覧の最後に表示されます。集計合計の場合と同じように、カウンタ小計は個々の制御レベルごとに照会することができます。これらのカウンタ小計は、特定の制御レベルに割り当てられている値の数を示します。
数値項目に合計とカウンタの両方のチェックボックスを選択してある場合、カウンタ数は常にその項目の加数の数と等しくなります。
カウンタオプションは非数値項目でも選択することができます。