項目 Exit の利用

項目 Exit を使用することによって、ディクショナリ内の任意のデータエレメントに関するユーザ独自プログラミングロジックを登録することができます。このロジックを使用して、任意の画面項目に関するチェック、変換またはビジネス関連処理を実行することができます。

データエレメント BBBNR は、会社の国際コードを識別します。国際コードをすべて 100 より長くするように、 R/3 をセットアップしたくなるかもしれません。項目 Exit の考え方を使用すれば、このロジックを含んだ特別な汎用モジュールを登録することができます。

この特別の汎用モジュールをデータエレメント BBBNR に割り当ててください。それから、このモジュールを、ユーザが新しい国際コードを追加できるような、任意のプログラムおよび画面に割り当ててください。項目 Exit を有効化すると、ユーザが会社コードを入力する際には、かならず自動的にこの特別なルーチンがトリガされます。

特定のデータエレメントに対するユーザ独自のロジックを登録するには、以下のようにしてください。

1. ABAP ワークベンチから、ユーティリティ R 拡張 R プロジェクト管理を選択して、 プロジェクト管理トランザクションを入力してください。 。。 メニュー

2. テキスト拡張 R 項目 Exit を選択してください。

3. 項目 Exit R 登録 を選択してください。

4. データエレメントの名称を入力してください。

5. 続行 を選択してください。

汎用ライブラリに移動し、システムによって、ユーザ独自汎用モジュールの名称( FIELD_EXIT_BBBNR )が提示されます。この名称を使用する必要があります。

6. ソースコードと、必要ならば、汎用モジュール用のグローバルデータを登録してください。

7. 汎用モジュールを有効化してください。

項目 Exit 用の処理ロジックの登録を終えたら、その Exit を1つまたはそれ以上のプログラムおよび画面に割り当てなければなりません。割り当てることによって、ユーザ独自の汎用モジュールをトリガさせる Dynpro がシステムに通知されます。

その処理ロジックが特定の項目に関する命名規則などをチェックする場合は、新規データをデータベースに書き込むような画面だけで、項目 Exit モジュールをトリガする必要も生じます。別の画面でデータ照会しか行えない場合には、特別な汎用モジュールのコールを取り除くことができます。項目 Exit モジュールを1つまたは複数の画面に割り当てるには、以下のようにしてください。

1. 項目 Exit を選択してください。

2. プログラム / Dynpro 割当 を選択してください。

3. プログラムの名称および Dynpro 番号を入力してください。

4. 保存 を選択してください。

項目によっては、別の Dynpro 上の別の処理ロジックをトリガしたい場合があるかもしれません。 Dynpro 割り当てを行う際に、項目 Exit 識別子を割り当てれば、 Dynpro 独自のロジックをトリガすることができます。項目 Exit 識別子は任意の数字または文字です。項目 Exit 識別子によって、名称内にその識別子を持った汎用モジュールがトリガされます。

データエレメント BBBNR 用の項目 Exit を登録するとします。以下のように Exit を作成し、 Dynpro 割り当てを行ってください。

項目 Exit プログラム Dynpro

1 SAPMI0IA 2300

2 SAPMI0IA 3450

画面 2300 内の BBBNR 関連項目にユーザがエントリを作成する場合には、 FIELD_EXIT_BBBNR_1 という汎用モジュールがトリガされます。ユーザが同一のエントリを画面 3450 内に作成する場合は、機能 FIELD_EXIT_BBBNR_2 がトリガされます。

1つまたは複数の汎用モジュールを登録し、それをプログラムおよび画面に割り当てた後で、その項目 Exit を有効化する必要があります。項目 Exit R 有効化 を選択してください。画面割り当てにしたがって、ユーザ独自のモジュールの処理ロジックがトリガされるようになります。