データエレメント 

データエレメントは、基本データ型参照データ型のいずれかを記述します。

基本データ型は、組込データ型と長さ、そして場合によっては小数点以下桁数を用いて定義されます。これらのデータ型属性は、データエレメントに直接定義するか、または ドメインからコピーします。

参照データ型は、オブジェクトまたはインタフェースへのポインタが格納された参照変数のデータ型を定義します。参照データ型は、既存のクラスまたは既存のインタフェースを指定することによって定義します。オブジェクトやデータオブジェクトへの総称参照を定義することも可能です。

データエレメントを使用して、テーブル項目と構造コンポーネントのデータ型、またはテーブルデータ型の行データ型を定義することができます。データエレメントは、 ABAP プログラムでもキーワード TYPE を使って参照できるようになっています。そのため、データエレメントの属性をもった変数を ABAP プログラムの中で定義することができます。

データエレメントには、テーブル項目または構造コンポーネントの意味に関する情報、および対応する Dynpro 項目の編集に関する情報を割り当てることができます。この情報は、データエレメントを参照するすべての Dynpro 項目で自動的に利用できるようになります。

この情報は、入力項目へのキーワードテキストを用いた表示、テーブル内容の一覧出力の列ヘッダ ( 項目ラベルを参照 ) 、パラメータ ID を用いた出力編集などに使用されます。

これは、オンラインの項目文書についても同様です。入力項目 ( 文書と文書ステータスを参照 ) の項目ヘルプ (F1 ヘルプ ) に表示されるテキストは、対応するデータエレメントから取得されます。

テーブル SBOOK の項目 CONNID ( フライトクラス ) は、データエレメント S_CONN_ID を参照します。このデータエレメントは、技術属性 ( データ型 NUMC 、項目長 4) をドメイン S_CONN_ID から取得します。データエレメント S_CONN_ID は、項目 CONNID ( およびこのデータエレメントを参照する他の全項目 ) の技術属性と意味 ( 割り当てられたテキスト ( ) 、および簡単な内容説明 ) を記述します。

データエレメント S_CONN_ID のデータ型をもつ変数は、 ABAP プログラムで命令 DATA CONNID TYPE S_CONN_ID によって定義することができます。

以下も参照してください。

データエレメントの登録