一般の SAP Dynpro の命名 

この節では、 SAP システムの タスクレベルで頻繁に現れる画面とそれに割り当てる名前について説明します。可能な限り、これらの画面タイプ Dynpro タイプについて、表題バーと表題全体の例が指定されています。前に述べたように、このレベルにおける表題バーは、一般に下記の要素で構成されます。

基本的なガイドライン

冗長な表現は避け、削除しても情報量の変わらないテキスト要素は省きます。コンテキストから明らかであれば、“画面”や“データ”などの単語は使わないようにします。

タスクレベルにおける<画面>要素に統一名を使えるように、一般 SAP Dynpro には特定の名前がすでに割り当てられています。

第一画面

タスクの最初の画面では、編集あるいは登録したいオブジェクトを依頼します。第一画面への一般的なアクセス方法は次のとおりです。

これは、タスクのように挙動するプログラムの第一画面にもあてはまります。

<画面>=“第一画面“

表題:

概要画面

テーブル形式でグループ化されたオブジェクトのサブオブジェクト(多くの場合は明細)をして表示する、タスク内部の画面です。普通は、各サブオブジェクトごとに詳細画面もあります。

<画面>=“概要”

表題

購買発注:概要

特殊なケース

概要は、何種類かの詳細レベルで表示させることができます。レベルは、別の識別子で指定しなければなりません。“概要”という語は別の語に変えないで下さい。

表題

詳細画面データ画面入力画面の定義は少しずつ違います。状況ごとに、特に強調したいニュアンスを伝えるものを用いて下さい。

詳細画面

(概要画面とは対照的に)1つのサブオブジェクトを詳細に照会するタスク内の画面です。

<画面>=“詳細”

表題

テーブルの照会 :詳細

データ画面

オブジェクトまたはサブオブジェクトの特定タイプのデータ照会または変更するタスク 内の画面です。

ここでは、データのタイプやデータの内容が重視されます。

<画面>=<画面の特定の内容>

表題

<画面>=“一般データ”、内容が特定のデータでない場合

表題

品目の変更:一般データ

入力画面

おもにオブジェクトのデータ入力に用いるタスク内の画面です。“入力画面”は、“単一入力画面”と“複数入力画面”の総称語です。

入力画面上では、ユーザがデータも変更できるようにして下さい。表題バーは“入力画面”ですが、変更機能も入れて下さい。

ここでは、画面の設計に重点が置かれています。また、ユーザができるだけ効率的にデータを入力できるようにして下さい。

これに関連しては、 入力、単一入力、複数入力(機能) 編集、単一編集、複数編集の各機能の説明を読んで下さい。

単一入力画面

ユーザが1つのサブオブジェクトのデータを入力するタスク内の画面(一般には全データ)。

<画面>=“単一入力”

表題:

商品入庫の登録

複数入力画面

ユーザがオブジェクトの中の複数のサブオブジェクトのデータを入力するタスク内の画面です(一般には全データではなく必須データ)。

<画面>=“複数入力”

表題

商品入庫の登録:複数入力

入力と編集

2つの別々のタスクの中で 登録機能と 変更機能が発生し、これらのタスクに単一入力画面と複数入力画面の両方があるときは、アプリケーションに固有な表題バーを付けることができます。

表題

一般には、単一入力方式と複数入力方式とを区別して下さい。その場合に入力方式は、画面名ではなくタスク名の中で指定します。(注記:次の2つの例では、厳密にいうと表題バーが冗長な画面が使用されています。しかし他の画面との一貫性から必要なこともあるので、これらの画面の表題バーも掲載しておきました)。

表題

タスクの中で入力方式と変更方式とが1つにまとめられているとき(すなわち編集方法が1つだけのとき)、コンテキスト的には変更機能が重要であれば、タスク名は編集に変更して下さい。

表題

追加のデータ画面

オブジェクトやサブオブジェクトの追加データの入るタスク内の画面です。一般には、データ画面上の 詳細メニュー内のメニューオプションを選ぶことで呼び出されます。

<画面>=<画面またはダイアログボックスを呼出すメニューオプション >

表題

選択画面

プロンプトとして明確に識別されるレポートの画面で、ユーザはレポートに入れたい情報を定義するための基準を指定します。

<画面>=“選択”

表題

ABC 分析:選択

結果画面

レポートの結果を表示するレポートの画面で、さらに評価を行うための基本画面として使うことができます。

<画面>=結果

表題

ABC 分析:結果

以上説明したカテゴリに該当しない画面も可能ですが、このセクションのガイドラインに適合する名前、使い方として下さい。