ASAP ロードマップ

用途

ASAP ロードマップは SAP システムの導入と継続的な最適化のための方法論を提供します。 ロードマップでは、導入プロセスが 5 つのフェーズに分割されており、ユーザの作業を支援する詳細なプロジェクト計画 ( Microsoft プロジェクト形式 ) が提供されます。 ロードマップツリー構造の各レベルで保管されている文書には、 SAP システムの導入に関する推奨事項や、便利なツールおよびアクセラレータへのリンクが収録されています。

用途

導入アシスタントをインストールするときに、ロードマップタイプとフレーバを選択することができます。

ロードマップタイプ

ロードマップフレーバ

導入

R/3 システム ( 継続的な改善 )

 

BW

 

APO

 

BtoB インターネット購買

グローバル ASAP

R/3 システム

アップグレード

R/3 システム

導入プロジェクト ( ロードマップタイプ : 導入 ) では、複数のロードマップフレーバを 1 つのロードマップにまとめることができます。 導入アシスタントは、複数のソフトウェア導入プロジェクトを組み合わせて実施するときにも役立ちます。

機能

SAP システムの導入の各フェーズを次に示します。

  1. プロジェクト準備
    このフェーズではプロジェクトの計画を立て、導入を成功させるための基礎を築きます。
    この段階で、プロジェクトの最も重要な方針を決定します。
  1. ビジネス設計
    このフェーズでは、
    Q & A データベース (Q&Adb), を使用してビジネス設計書を作成します。ビジネス設計書では、社内の要件を記述し、業務プロセスと組織構造を SAP システム上で表わす方法を確立します。 このフェーズでは、本来のプロジェクトの目標と目的を見直し、プロジェクトスケジュール全体を改善します。
  2. 実現化
    このフェーズでは、ビジネス設計書に記述されている要件に合わせてカスタマイズを行います。
    ベースラインカスタマイズ ( 主要範囲 ) を実施し、次に最終カスタマイズ ( その他の範囲 ) を実施します。最終カスタマイズは最大 4 つのサイクルで構成されます。 このフェーズでのその他の重要な作業としては、統合テストの実施とユーザ文書の作成があります。
  3. 本稼動移行
    このフェーズでは、テスト、エンドユーザトレーニング、システム管理、カットオーバなどの準備作業を完了します。
    また、未解決の問題はすべてこのフェーズで解決する必要があります。 システムの本稼動開始に必要な要件がすべて満たされていることをこの段階で確認します。
  4. 本稼動とサポート
    このフェーズでは、稼動前の環境から本稼動システムに移行します。
    このフェーズにおける最も重要な作業としては、本稼動サポートのセットアップ、システムトランザクションの監視、システム全体のパフォーマンスの最適化があります。

システムの本稼動開始後、 SAP システムを継続的に最適化するために、 6 つのワークパッケージで構成される別のロードマップを使用することができます。

上記の各フェーズは、 SAP システム導入プロジェクトにおける主要なマイルストーンです。 各フェーズは、次の構成要素から構成されています。