
出荷クラス
出荷クラスによって、インストール、アップグレード、クライアントコピーおよびカスタマシステム間の移送において、テーブルデータの移送が制御されます。出荷クラスは、拡張テーブル更新においても使用されます。
以下の開発クラスがあります。
A:
アプリケーションテーブル
(
マスタおよびトランザクションデータ
)
カスタマイジングテーブル
(
データ更新はカスタマのみ
)
一時データ保管用テーブル
G:
カスタマイジングテーブル
(SAP
による新規データレコード挿入あり、登録データの上書きまたは削除不可
)
システムテーブル
(
カスタマエントリは専用の名称領域を持つ
)
カスタマ名称領域は、テーブル
TRESC
に定義する必要あり。
S:
システムテーブル
(
データ変更はプログラム変更ステータスとなる
)
システムテーブル
(
たとえば、開発環境のテーブルなど。
R3TR PROG, R3TR TABL
など専用の移送オブジェクトを使用してデータを移送
)
クライアントコピー中の動作
クライアント依存テーブルのデータのみコピーされます。
クラス
C, G, E, S:
対象クライアントにテーブルのデータレコードがコピーされます。
W, L:
対象クライアントにテーブルのデータレコードがコピーされません。
A:
明示的に指定された場合のみ、データレコードが対象クライアントにコピーされます
(
パラメータオプション
)
。通常、このようなデータを移送する意味はありませんが、すべてのクライアント環境のコピーを可能にするためにサポートされています。
インストール、アップグレード、および言語移送時の動作
クライアント依存テーブルの動作は、クライアント非依存テーブルの動作とは異なります。
クライアント依存テーブル
クラス
A
および
C:
データはクライアント
000
にのみインポートされます。既存のデータレコードは上書きされます。
E
、
S
および
W:
すべてのクライアントにデータがインポートされます。既存のデータレコードは上書きされます。
G:
クライアント
000
の既存のデータレコードは上書きされます。他のすべてのクライアントでは、新規データレコードが挿入されますが、既存のデータレコードは上書きされません。
L:
データはインポートされません。
クライアント非依存テーブル
クラス
A
、
L
および
C:
データはインポートされません。
E
、
S
および
W:
データはインポートされます。同じキーを持つ既存のデータレコードは上書きされます。
G:
既存でないデータレコードは挿入されませんが、既存のデータレコードは上書きされません。
カスタマシステム間での移送時の動作
出荷クラス
L
のテーブルのデータレコードは、対象システムにインポートされません。出荷クラス
A
、
C
、
E
、
G
、
S
、および
W
のテーブルのデータレコードは、対象システムにインポートされます
(
クライアント依存テーブルの場合、移送時に指定されたクライアントに対してインポートされます
)
。
拡張テーブル更新における出荷クラスの使用
出荷クラスは、拡張テーブル更新
(SM30)
においても使用されます。テーブルに対して生成された更新インタフェースは、以下のチェックを行います。
出荷クラス
W
および
L
のテーブルに対して生成された更新インタフェースの移送接続を使用してデータを移送することはできません。
TRESC
で定義された名称領域に違反していないか、入力されたデータがチェックされます。データが名称領域内にないと、入力は受け入れられません。