品目マスタにおける品質管理固有データ 

目的

品目マスタの品質管理ビューには主に、ロジスティクスサプライチェーン全体で品質検査の処理に必要な制御パラメータが含まれています。品目マスタで、品質検査タイプにもとづいてさまざまな品質検査パラメータを定義します ( 品質検査イベントの起動、タスクリスト使用または不使用による品質検査、品目規格使用または不使用、品質検査特性に関する結果記録の要不要など ) 。また、品目マスタで 調達における品質管理に関する管理データを入力します。

ほとんどすべての品質管理データは、プラントレベルで更新されます。したがって、会社の各種プラントに関する品質管理プロセスを、さまざまな方法で管理することができます。一括処理トランザクションを使用して、品目に関する QM 検査データの変更、品質検査タイプの有効化と無効化、複数のシステムにおける QM 検査データの配信を実行することができます。

統合

品目マスタにおける品質管理固有データは、以下の場合に有効です。

特徴

品目マスタ内の情報によって、ロジスティクスサプライチェーン全体の品質管理プロセスが制御されます。品目マスタ内の品質管理固有のデータを使用して品質検査プロセスを制御し、品目を品質検査中在庫に転記するかどうかを定義します。品目自身が、品質検査、品質証明書、品質通知の参照対象として機能します。

品質管理活動を管理する際に、以下のように定義することができます。

参照 :

品目マスタ