基本データのバージョン管理 

用途

この機能によって、マスタ品質検査特性または品質検査方法の各種バージョンを管理することができます。

品質管理アプリケーションコンポーネントでは、マスタデータレコードのバージョンは以下のように登録することができます。

マスタ品質検査特性または品質検査計画で品質検査方法を使用する場合、または、品質検査計画、品目規格、または証明書プロファイル ( またはこれらの組合せ ) でマスタ品質検査特性を使用する場合は、関連マスタレコードのバージョンが常に参照されます。

前提条件

履歴を使用する場合は、履歴による品質検査特性区分、または履歴による品質検査方法区分 ( または、その両方 ) カスタマイジングで設定する必要があります。

特徴

置換できるものは、品目規格とタスクリストのマスタ品質検査特性と、タスクリストの品質検査方法に限られます。

活動

変更後の使用中のマスタレコードを保存すると、旧バージョンを置換するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

マスタ品質検査特性 CH-ABC には、 3 つのバージョンがすでに登録されています。

バージョン

有効開始日

1

01.06.2000

2

04.06.2000

3

07.06.2000

有効開始日を 05.06.2000 とするマスタ品質検査特性 CH-ABC のバージョンを新規に登録するとします。

第一画面で、 ID として CH-ABC と入力します。該当する日付 ( この場合はバージョン 2) で、 CH-ABC の最新バージョンのデータがコピーされます。

データ画面で、バージョン 2 のデータを変更または補足します。

バージョンを保存すると、登録された新規バージョンにはマスタレコードの最上位のバージョン番号 ( この場合はバージョン番号 4) が割り当てられます。

バージョン

有効開始日

1

01.06.2000

2

04.06.2000

4

05.06.2000

3

07.06.2000