概要 

アーカイブによってシステムのデータを圧縮し、外部記憶媒体に保存します。アーカイブしたデータは、システムから削除することができます。メモリは再使用が可能となり、アーカイブデータは外部記憶媒体で安全に保管されます。

以下の場合には、アーカイブを実行することをお奨めします。

大量データがデータベースを占有していて、このデータを外部に保管する必要がある場合

必要としなくなったマスタデータがある場合

SAP は、安全かつ効率的なアーカイブの実行のため、“アーカイブ開発キット ADK ”を提供して、アーカイブプログラムの開発を支援し、アーカイブが簡単に実行できるようにしています。

ADK は、クライアント / サーバアーキテクチャーで使用するように設計されています。システム負荷は、データベースサーバおよびアプリケーションサーバによって共有されます。したがって、システム資源を効率的に使用することができます。

同時に、データのローカル化および汎用モジュールへのアクセスによって、オブジェクト指向の手順がサポートされ、データを安定した状態に保つことができるようになります。

ADK は、アーカイブプログラムの開発に必要なインターフェース、汎用モジュール、プログラム例および文書を提供します。

以下に示すのは、新しいアーカイブの特徴です。

アーカイブシステムへの接続

・ アーカイブ時に圧縮

システム稼働中のアーカイブが可能

・ より簡単になった使用法

・ オブジェクトの依存関係を示すネットワークグラフィック

・ アーカイブ内の個別のデータオブジェクトへのアクセス

RSARCH09 プログラムを使用して、古いトランザクション F040 のアーカイブ手順をコピーすることができます。

古い制御データから、新しいアーカイブ管理へコピーするアーカイブオブジェクトを識別する必要があります。これを行うには、テーブル TR01 バリアント再編成項目(システムサービステーブル更新)で、制御データから新しいアーカイブ管理へコピーするアーカイブオブジェクト名を入力する必要があります。

制御データがコピーされると、 RSARCH09 プログラムが TR01 テーブルのエントリを削除し、トランザクション F040 によって古いアーカイブプログラムを実行することはできなくなります。